婦人科勤めの私が婦人科に入院手術したら卵巣ガンだったお話

婦人科勤務の私が婦人科に入院手術そして卵巣がんの治療を受けた話を綴ります。

手術当日の話

手術当日。

朝イチの手術だったので、朝から顔洗って歯を磨いて6:30までお水を飲んで過ごし...

 

そのあと、お浣腸…

から、お腹が落ち着いたところで検査着にお着替え。渡されたT字帯と弾性ストッキングと共に。

 

着替え終わった頃、責任者で私がお世話になっているDr.がご挨拶に来てくれました。

そのあと回診のようにワラワラと先生陣が。

 

そして予定時刻より少し早く病棟を出ると、夫が待っていました。

夫に貴重品と洗濯物を渡し、一緒にオペ室へ歩いて移動。

 

夫とはオペ室前で手を振りお別れ。良くある光景ですね。

 

オペ室内でも先ほど会った責任者の先生がご挨拶。私は眼鏡を外され全ての視野がボヤけてる状態でしたが、顔を近づけてくれたので分かりました。

 

硬膜外麻酔は背骨をやたら触られてドキドキしたけれど、痛いのは少しだけ。

その後のプレメディ…ちょっとボーっとする点滴ですでに意識がボヤけ始め、

自分のマスクの上からマスクをされ、すぐに意識がなくなりました。

 

術後に目が覚ましてから挿管を抜くと言われていたけれど、それは全く記憶がなく。

朦朧としたまま術後の管理をする個室のリカバリールームへ、ベッドで移動。

そこに夫が現れて自分でも喋りだしてから、意識がハッキリして来たのを覚えています。

 

リカバリールームでは個室ということもあり、テレビカードもなくテレビ見放題。携帯が使えないのでこれはとても助かりましたー。

ただただ眠れない辛い夜を過ごすのかと思っていたので、夜中に目が覚めても、早朝に目が覚めてもテレビを付けてオフタイマーかけて寝たり起きたりの繰り返し。

 

近くの病室にはお年寄りもいたので爆音でテレビを一晩中付けている方がいて、それは苦笑しちゃいましたが。

あとは夜遅くにオペ室から戻って来た患者さんが物凄く辛そうだったり、吐いている様子があったり、せん妄でボケちゃって手術の記憶ない方がいたり…

個室とはいえ、それなりに他の部屋の様子も聴こえていましたね。

 

そうそう。

リカバリールームで思ったこと。

病院によって色々用意するものがあるかと思いますが、

リップクリーム、オススメします!!

 

挿管をされていたし、酸素マスクもしていたので、唇ガッサガサになりました。

1日でこんなになるかというほど皮が剥けるようにガサガサのボロボロに。

歯ブラシは持参させられていましたが、唇のケアーも出来た方が気が休まると思いますよー。