婦人科勤めの私が婦人科に入院手術したら卵巣ガンだったお話

婦人科勤務の私が婦人科に入院手術そして卵巣がんの治療を受けた話を綴ります。

入院4日目(術後2日目)のお話

手術翌日。

朝はリカバリー専用のICUにて迎えました。

結局寝れたり起きたりの繰り返しで爆睡した気はせず…

 

なんでしょうね、オペ後って寝れない人多いですよね。

痛みの管理はしてもらっているのに、やっぱり点滴とか管とかさまざまな医療機器の音だったりするのかしら。

 

朝6時に起床の病院ですが、普段5時起きの私としては、いつも通りのテレビを付けて過ごしていました。

 

が、その時はやってきた‼️

手術翌日には立って歩いてみましょう‼️

という拷問?!いやいや、今後の回復には重要なこと。でも辛いキツいお話が。

 

朝7時。歯磨きは手伝ってもらって歯磨きして、

そしてさまざまな管が付いているからだをまず起こしてみる。

起きるのはベッドの力を借りて。

 

そして点滴台を支点にして立ってみる!

 

立てた‼️そして足踏みできた‼️

 

ふぅ。最初はそれが精一杯。

でも褒められた\(^o^)/

山歩きで鍛えていたからか、足は全く問題ない。

痛いのはずっと寝てた身体と、オペ中抑えられていたらしい左肩。

足は平気そうだな、よかった!

 

そして導尿のカテーテルは外される…。

点滴ガンガン入っているんだけど、導尿(オシッコの管)が外されるということは、自らトイレに行って用を足すということ!ヒィ〜

 

さらに、午前中には一般病棟に戻りました。

この時、私は車椅子でしたが、

車椅子だと自分の力で身体を起こしてなければなりません。

そんなわけで、半分以上の人が「ムリ!」となりベッド移動なんだとか。

此処も私頑張った!偉いぞ私(もうなんでも褒めちゃう)(笑)

 

一般病棟ではまず、立つことから始まり、

自動で尿量が測れるお手洗いが遥か向こうにあるので、そこまで歩けという拷問(再び)。

 

毎回尿量を測るために腕のバーコードを装置に読ませ、

それから排尿。そして尿量を覚えてから

はるばる自分のベッドに戻る…。の、繰り返し。

 

点滴している時間が長いし、

ガスは手術当日の晩から出たりしていたので

飲水のみ可能だったけれど

点滴プラス飲水(あんまり飲めなかったけど)で直ぐに膀胱はパンパンになりました。

 

普段夜中に起きてトイレとか絶対行かない人なんですが(気絶するように爆睡しているので)、

流石に、行きたいと思っても準備して行かなきゃならないし(管の関係で)、

すぐにトイレに行けないので、夜中でも構わず3-4時間に一度はトイレに行っていました…

 

でもその分、割と歩くとは平気になってきている自分がいた。

これは…やっぱり硬膜外麻酔がまだ入っているからかな?うーん…(´・ω・`)

 

 

ちなみにまだ先生からの病気の詳細は聞けてません。

が、術後夫か話を聞いたのと(まだボヤけてたけど)、自分についている管を見てわかりました。

 

結果としては、

卵巣ガンの中でも明細胞ガン、ステージは確か1Cだったと思います。

 

あぁ、先生には散々言われていたけれど、

まさか本当に自分がガンを患うとは…

元気なんだけどなぁ…ビックリです。

 

登山が趣味なのを知ってるDr.としては、リンパ節郭清は避けたかったけれど、

命には変えられないということで、

患部の左卵巣だけでなく、右卵巣も子宮も全摘し、リンパ節郭清もしたとのこと。

 

傷は下腹部からおへその横まで切られています。あと管が左右に2本。

 

そんな入院生活4日目でした。

 

 

#卵巣嚢腫からの卵巣ガン #開腹手術