卵巣がん【明細胞がん】ラスケモ後の診察と今後
本日は術後半年の記念すべき(?)日です。
ちょうど半年前、私は手術を受けておりました。
朝イチのオペで、歩いて手術室に向かい、硬膜外麻酔をされ、、、
~~~ タイムトリップ!! ~~~
気が付いたら、否、起こされたら知らないお部屋 (外科手術後患者専用部屋)のベッドの上。
先生が私の顔を覗いている気がする。
そこで私はボンヤリと思い出す。
先生曰く、卵巣がんではなく良性だったら、手術は午前中に終わる。
ドレーンとかも付いていない状態で、退院は割と早い。
でも、術中迅速検査にて卵巣がんと診断されたら手術は夕方までかかるかも。
両下腹部からドレーンを付けて排液します、と。
あ・・・・・。もう夕方じゃない?あれ、時間かかったんだな。
あ。。。。。ドレーンついてるじゃん。やっぱりガンだったのか、私。
などとボンヤリ考えていたら夫が来て、やはり癌だったと教えてくれた。卵巣と子宮の癒着が激しくて、イキナリ全摘に変更したんだってよって。先生、疲れてたよ〜って。
そして、ステージはICだって言ってたと思う、と。
なんとなく、15年前の手術と同じように良性だったら良いなという淡い期待はあっさり捨てられ、
私が頼った先生と久しぶりに再会したとき(初診時)の先生の険しい顔、そして手術が終わり安堵している先生の表情を見て、
あぁ、私はがん患者さんになっちゃったんだなぁ、と実感した日。
それが半年前の今日でした。
そして我が家に以前いたニャンコさんは、私が退院した日に具合が急変し、そのまま翌日に虹の橋の向こう側へ。
この時は様々なことのショックが大きすぎて、何とも言えないどうしようもない心情で毎日を過ごしていました。
私よりショックが大きかった夫を励ますべく、なるべく生前の楽しかったニャンコの思い出を多く話したりして過ごす日々。
ニャンコのいない生活。
それはそれは寂しい毎日でした。
で・・・。ケモが終わろうかとしている日に何気なく見ていた保護猫のサイト。
そこで一目ぼれしてしまったニャンコさん。
名前も先住さんと似ているし、キジトラなところも似ている。
いや、先猫と比べちゃダメなのはわかっている。
でも、やっぱり気になる。
そんなわけで、この子がいる譲渡会でお見合いをさせていただき、
その後あっという間に我が家へ来てくれたニャンコさん。
ケモ後の私を癒してくれる存在。
もうすっかり家族となったニャンコさんを紹介します!!
譲渡会でも「美人さん」なんですよ、の触れ込み通りの美人さん(笑)
本人はそんなことを気にせず、とってもお転婆な娘です^^
彼女自身は、多頭飼育崩壊からレスキューされた経緯があります。
レスキューされた直後は生死をさまようほどに衰弱していたそう。
でもレスキューされてからまだ一年も経っていないけれど、
小さいながらにとっても元気。良く食べ良く出しw良く寝て過ごしていますよ(=^・^=)ノ
ストーブの上がお気に入りなんです。ニャンコさん、寒がりですよね~。
さて、ラスケモ後の診察のお話をしなければなりませんね^^;
前置きが長すぎましたーw
まず、先日撮影した造影CTの結果は異常なし!
なんか今更、普通の人より静脈が1本多いとか謎なことを言われましたが、それと卵巣がんは関係ありません。
で、血液検査の結果は。
腫瘍マーカーも正常範囲内。ちょっと上がっている気もするけれど、気にする必要はないのだそうです。
そんなわけで、卵巣がんに関しては経過観察に突入しましたー(/・ω・)/
卵巣がんに関しては・・・なんて思わせぶりな言い方。そうなんです。そのほかに問題が。
まず、ケモで弱っているらしい私の抵抗力により、前回も書きましたが帯状疱疹を患ってしまっています。お尻の頬っぺた、座るたびにまだほんの少し痛みます(T T)
そして。問題はコレステロール!!
悪玉コレステロールです〜!!!
私は元々コレステロール高めでした。そして母も祖父も高かった。
だから、食事とか運動とかしても簡単に下がらないよ、と、内科医から言われたことがあります。
一応、食事とかは結構前から気をつけています。
が、卵巣摘出はトドメを刺しましたねー。
卵巣を摘出すると女性ホルモンが少なくなるので、コレステロール上がるんですよ、元々高くなかった女性だとしても。
コレステロールからホルモンって作られますからね。ホルモンが作られなくなったらコレステロール、溜まっていく一方ですからね。
そんなわけで、しばらくはコレステロールを下げる「スタチン」というお薬を試し飲みです。
色々いわくがあるスタチン製剤ですが、先生いわく、明細胞がんに効くという説も一応あるんだよね、と。
で、調べました。確かに卵巣がんにスタチン製剤が効くという論文、ありました。少し前に出ていました。
明細胞がんに効くっていう論文は見つけられなかったんだけど、先生〜!!(笑)
そんなわけで、嫌われがちなスタチン製剤、卵巣を摘出してコレステロールが高くなってしまった場合、摂取する価値、あるかもです!
そんなわけで、卵巣がんに関しては恐らく3ヶ月に一度程度の経過観察だと思いますが、
コレステロールのせいで、次の診察は1ヶ月後です。