婦人科勤めの私が婦人科に入院手術したら卵巣ガンだったお話

婦人科勤務の私が婦人科に入院手術そして卵巣がんの治療を受けた話を綴ります。

卵巣がんの抗がん剤作用に関する論文を知り合いが報告しました!!

とてもとても久しぶりの更新になってしまいましたm(_ _)m

もう、忘れ去られているかもと思いつつ、どうしても伝えたいことがあって、、、

いや、それ以外にもいろいろあるんですけれど、無理せずボチボチ更新していきますのでこれからもどうぞよろしくお願いしますm(_ _)mm(_ _)m

 

とりあえずは。。。私は元気にしております。相変わらずウィッグ生活ですが、坊主女子もだいぶ慣れてきて、かなり髪も生えてきたと思います^^

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発毛記録はまた改めてブログを書きます(*´-`)

 

今ぐらいの長さのモデルさんとかはいらっしゃると思うけれど、ベリーベリーショートなので、家の中でもつい帽子をかぶる癖がついてしまっております(暑いときは脱ぎますが)。

 

 

で。今回は学術的なお話を。研究段階ではありますが、私の知り合いが卵巣がん抗がん剤について新しい知見を発表しました。

https://www.facebook.com/chibadaigakusanpu/posts/pfbid02sEGNHK2LE4Bg9BouUYwZZs1m1BX2aEeJiG3qU4LTw95TE7JWwsRWqpdsYFmKm9FDl

 

英語ではありますが、論文はこちらになります。

www.nature.com

 

卵巣がんの中でも明細胞癌は抗がん剤が効きにくいということが知られているかと思いますが、今回の報告では、ベキサロテン(製品名:タルグレチン)に、卵巣がんの中でも明細胞癌の細胞株に強力な抗がん剤作用があることを発見したそうです!!

 

すごい!!すごすぎる!!

私はこの知り合いには自分が罹患したことを伝えていないので、明細胞癌に関しての研究は本当に応援したいし、続けてほしいし、実用化してほしいと心から願って止まないのですが、今回は、論文掲載のお祝いをお伝えしたのみでした・・・^^;

 

研究からの臨床実用化の道のりは長いとは思いますが、今後一人でも多くの卵巣がん患者さんが救われて、卵巣がんは怖くないと言える時代が来たら良いですね!!!

もちろん、卵巣がんだけでなく、がんは早期発見がとても大切だと思われます。

特に卵巣がんは発見が遅れがちなので、子宮がん検診を受ける際には合わせて超音波検査もしてもらって、卵巣がんの可能性を少しでも早く見つけてもらえればと、切に、切に願う今日この頃です。

 

そして、卵巣がんを経験してしまった私たちとしては、こういう研究がどんどん進んで、治療も予防もどんどんできる日を楽しみにしましょう!!