婦人科勤めの私が婦人科に入院手術したら卵巣ガンだったお話

婦人科勤務の私が婦人科に入院手術そして卵巣がんの治療を受けた話を綴ります。

抗がん剤治療(TC療法)4クール 7日目【副作用抜けてきので、リンパ浮腫対策とオススメの本を紹介】

4クール 6日目で今クールの仕事復活させてしまった私ですが、

6日目と7日目の朝では感じ方が全然違いました。

 

ついに抜けたかも!!

 

っと思えるほど、頭はスッキリしています。

 

しかし、昨夜は脚の筋肉痛で夜中に何度か起きた私。眠いのと仕事の事もあって、意地でも起き上がりませんでしたが、何回か「イタタタ」となって夜中に目覚めました。

 

ちなみにですが、手術後退院してきてからは、私は毎日足を上げて寝ております

無論、リンパ浮腫予防の観点からです。

筋肉痛の時は、脚を曲げようが上げようが痛いもんは痛いので、足を上げるためのクッションをどうにかしている間にまた眠っている感じですが。

 

そして、そう言えばまたリンパ浮腫予防のハイソックスを追加で買いました。

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テルモという日本の医療機器会社が販売している安心感と共に、

このハイソックス、履きやすい事がポイントです。黒のハイソックスだから普通に気が付かれないですし。

これでリンパ浮腫が防げたら本当にラッキーです⁽⁽ଘ( ˊᵕˋ )ଓ⁾⁾

 

どんだけリンパ浮腫が怖いんだと思われるかもしれませんが、

やっぱり怖いもんは怖いので、脚のマッサージの仕方を知りたいと思い、本まで買っちゃいました(●´ω`●)ゞ 

とても分かりやすそうな本です。オススメです♪

仕事しているので毎日それなりに歩くのですが、元々むくみやすかったし、毎日のように靴下の跡が着くので、なるべく早く気がついてセルフケアに努めたいんですよね〜。

 

それから…もう一冊。絶賛オススメな漫画があります‼️

卵巣がんを患ってしまい、その後の治療経過までの状況や心情、ご家族の立場などが赤裸々に描かれています。

私は電子書籍で購入して、あーーーっという間に読んでしまったのですが…

この作品、卵巣がん患者さんにも、卵巣がん患者さんのご家族にも、そして、周りに卵巣がんを患った方がいらっしゃる方にも、ぜひ読んで欲しい!

そんな大オススメの本です〜\(^o^)/

ホント、もっと早くに読んでおけば良かったと思うぐらいです。

その漫画はコチラ。

漫画も可愛いですよね(●´ω`●)ゞ

是非電子版でも紙版でもお手に取ってみてください(関係者ではありません)♪

 

それにしても…昨日まで副作用ガッツリで、今朝抜けたかもと思っていましたが、だからと言ってお仕事ハリキリ過ぎたみたいです。

今日は、お仕事が終わって帰路に着いたらグッタリ疲れちゃいました…orz

まだまだ、無理は禁物ですね!

抗がん剤治療(TC療法) 4クール 6日目【やはり副作用は3-5日がツライのでまとめてみた】

今回も少しずつ副作用が抜けてきたのでやっとブログを書く気が湧いてきました。

とはいえ、4クール目も今までと同様、副作用はシッカリございます。ツライ・・・

というわけで、4クール目の副作用レポートです!

 

今回のスケジュールはこんな感じでした。

 木曜日:抗がん剤投与デー

 金曜日:副作用も特に感じないのでフツーにお仕事

 土曜日:ジーラスタ投与。さらに午後からはオンラインで参加型のセミナー(仕事)

 日曜日:午前中はオンラインセミナー(参加型)、猫さんの百箇日忌

 月曜日:副作用をガンガン感じると思われたのでお仕事をお休みする予定→休みました

もう・・・副作用マックスの日に参加型のオンラインセミナーとか地獄ですよね。ハイ。案の定、終わってからは放心状態。ほぼ廃人と化しておりました。

 

土曜日はあさイチジーラスタ投与。あっという間に終わりまして、早すぎたぐらいでしたが、すでにその時点で胃もたれというか・・・

食欲があまりなくて朝から讃岐うどんを食べて出かける私。昼になってもお腹は空かなかったけれど食べないわけにもいかないのでサンドイッチを買って帰りいただきました・・・。

今はやりのフルーツサンドじゃないところがポイントです(大げさ)

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サンドイッチの写真撮り忘れた…orz

 

そしてそんな状況でオンラインセミナー。しかも色々考えて発言しなきゃならないやつ。グループミーティング付き。

ツラかったし、あんまり覚えてない(笑) 大丈夫だったのかなぁ、あんな感じで。本当にごめんなさい。でも日程的にどうしようもなかったんです。。。

 

 

なんかアレなんですよね。私って今までもそうでしたけれど、吐き気とか嘔吐とかはないんですよ。処方薬のおかげかもしれませんが。

でも、胃もたれは酷い。食事に気を使っていないからかもしれませんが、胃もたれも副作用の一つですよね、治まりますから。

というわけで、時々太田胃散を飲んでおります。。。ま、こちらは以前から飲むことが多かったんですけれどね。逆流性食道炎の既往もありましたし・・・あと、旅行の時など食事量がすごく多かった時などにも愛飲していました。割とスッキリします。

ヘタレなので分包(粉薬)じゃなくて錠剤を愛飲しています(苦笑)

 

今回は、土曜の夜ぐらいからジワジワジワジワと副作用が現れてきました。

まず筋肉痛は今回は脚というより腕、肩、手?が痛い。手が痛いのは予想外でした。

手はこわばりつつ筋肉痛のような痛みがあって、土日はスマホを打つのも辛いぐらいでした。ちなみに6日目になっても腕痛、腕の関節痛、手のこわばり、痛みはあまり軽減していません。

 

日曜日も朝からオンラインセミナーがあって参加したわけですが、なんとか笑顔で乗り切りましたが、いやぁ、終わってからの虚脱は酷かったですね。

どんどん痛みは増してくるし、なにより頭がポヤヤヤ~ンとしてくる。なんかハッキリとモノを考えられなくなってきました。

ま、これは火曜迄続くというか、現在も続いている気もしますけれど、ね(勤務中いつもポヤ~っとしていると突っ込まれませんように^^;)。

 

倦怠感、とか疲労感とかが今回は酷い。

脚の筋肉痛は以前より少しだけマシな気もしないでもありません。

なぜなら、漢方2種類とロキソニンを飲んでいますが、ロキソニンん投与量も少な目、カロナールは飲まないで済んでいたからです。

 

抗がん剤治療って蓄積もするけれど、筋肉痛などは軽減されていくことがある

 

・・・という言葉通り、もしかしたら少しだけ脚の筋肉痛はマシなのかもしれません。

 

が、ジーラスタさんはバッチリ働いているらしく、首痛、背中痛、あとあちこちの骨、骨、骨!!が痛い気がしてなりません。

とにかく全身ソワソワしています。きっと私の身体が頑張ってくれている証拠だと思いますけれど、まだまだ6日目になった今でも身体のアチコチは落ち着きませんね。痛いしシャキッと出来ません。

 

また、日曜日はヘトヘトな状態でしたが、我が家に居た保護ニャンコさんの百箇日でもありました。

私が退院した翌日に虹の橋の向こう側に旅立ってしまったニャンコさん。

いつも私が元気ないと心配そうにくっ付いていてくれた優しくて賢い子でした。

そんなわけで、私たちの大切な家族でしたので、ツライ身体を何とか起こして、ニャンコさんのために百箇日忌の塔婆を立ててきました。

どうか、今度は生まれた時から幸せなニャン生を送ってね♡

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土曜も日曜も食事後は食休みしないと動けなかった私。月曜もきっと体調悪いであろうと、予めお休みすることはスタッフに伝えていました。

 

そんなわけで、月曜はお休みをいただき一日休んでおりました。

身体アチコチ痛いし、頭はポーっとするし、食欲ないし胃もたれするし。一日寝ていたのに夕飯なんてほとんど食べられず、歯を磨くのもやっとの思いで過ごして就寝しました。食休みも必須。昼寝も出来ました。でも、夕方少し微熱がありました(直ぐ下がりましたが)。

 

ただ!!今まで5日目は出勤していたのですから、それに比べたら全然マシです。

ちゃんと休めたのが功を奏したのか、まだ頭は薄皮一枚被った感じですし、身体のアチコチは痛いのですが、6日目は仕事に出向くことができました。

 

というか、、、。休もうと思えばずっと休める体調ですが、そうしたら復帰時が想像つきません・・・。6日目ですらドキドキモードだったのに。休むことに慣れていない証拠ですね。ワーカーホリックですね、困ったもんです。

 

そんなわけで、4クール目の副作用まとめです

  • ジワジワと副作用が来るのは3日目(ジーラスタ投与日)の晩あたりから
  • 脚の筋肉痛がないわけではないが、それより腕や手の筋肉痛がツライ
  • 手のこわばりと共に、スマホを持つのもツライくらいになる
  • 首痛と背中痛、あちこちの骨が痛くなるというジーラスタ副作用変わらず
  • 吐き気嘔吐は無いが、胃がムカムカする
  • 食欲は少しだけ減退。一時的なものか、胃のむかつきのせいか?
  • 便秘なし。頻軟便は一日2-3回で許容範囲内。
  • 足裏のしびれは6日目ぐらいから。それまでは違和感のみ
  • 脚や腕の痛み、首の痛みはかなりしんどいがバンテリンが気持ち良い♡

辛いしか書いてないような・・・・・こう考えると、今後の5クール、6クールに向けての気持ちが萎えるってこともあり得ますね。

現に、そういう方もいらっしゃるそうです。でもこの治療でガンを成敗できるのなら!!!と強い気持ちをもって乗り越えなきゃですね!!

 

完全に副作用が抜けるのは明日かな明後日かな〜ヽ(´〜`; 

抗がん剤治療(TC療法)4クール目スタート!とその翌日のお話。

ようやくTC療法も4回目スタートを切りました(予定ではあと2回です)。

今回、3クール目でも色々な副作用がありましたが、4クール目はさらに当日プチハプニングもあり、ケモ室担当のNsさんから言われたこと、注意点などをまとめて書いておこうと思います。

 

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朝イチで採血、結果が出たら婦人科で診察(お話のみ)で点滴準備、そしてケモ室に異動して抗がん剤投与を行う、丸一日病院にいるプランです(今までと同じ)。

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今回は、左腕を希望しました。前回が右腕だったから、という大義名分がありますが、正直右腕だと右利きの私は投与中もなかなか不便で厄介だったんですよね。左腕の方の血管、しっかり見えていたし・・・。

でも、今回も若いDr.が非常に慎重に、というかなんでそんなに?というぐらい緊張感たっぷりで、むしろコッチが緊張するわと思いつつ、焦らせても行けないのでグッと堪えて刺してくれるのを待ちました。

私の前にもお一人、ケモの方がいたので、その方の点滴針穿刺もこのDr.だったのでしょうね・・・。後ろでちょこまかとサポートしてくれるいつものケモ担のDr.もハラハラしているのが分かっちゃうぐらいの緊張感が漂う診察室でした(苦笑)

 

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9時半少し前にケモ部屋の外来処置室にたどり着き、吐き気止めのアプレピタント125mgをNsさんの目の前で飲みます。そこから30分後から点滴スタート。それまでの間に、自分の座席でこれから長時間に及び点滴のための準備。飲み物とかおにぎりとかを出しやすい位置に置いておいて、スマホの充電とか、LANからのWiFi変換を取り付け、座席をリクライニングして、ブランケットをかけて待ちました。

 

まずはケモ担当のNsさんからの問診です。3クール目で起こっていたことを渡されていた用紙に簡潔にまとめ書いておくのですが、それを元に副作用についてお話しがありました。今回の副作用で、病院に連絡したほうが良い状態になると思われたのは次の2点です。

  1. 頻便について:軟便が一日6回というのは多いけれど、軟便であれば問題ありません。ただし、この頻便が水様便、ほぼ水のような状態であれば、病院に連絡くださいとのこと。水分補給が必要になる場合があり、点滴加療の可能性が出てきます。と。
  2. 点滴後数日経ってからの腕の腫れについて:数日経ってからの腫れであれば緊急を要するものではない可能性が高いけれど、もしその部位が赤く腫れて熱を帯びているようであれば、病院に連絡くださいとのこと。アナフィラキシーなどの可能性があるとのことでした。これは覚えておかなければなりませんね。今回の私の場合は、気が付いたら内出血の治りかけのような色合いでしたのでセーフだったみたいです(赤いときがあったのかわからないw)

 

あ。ちなみに今回の私の抗がん剤投与に関する準備は、脚に手術時に履いた弾性ストッキングを着用した上に、市販の弾性ストッキング(ハイソックス)を履きました。二重履き、キツキツですが耐えられる範囲内。

手にはいつも着用する手術用手袋のワンサイズ下のものを装着し(これはスマホ使用可)さらに、右手には弾性グローブを。でも今回は手が浮腫んでいたのか、左手小指が特にきつく、血が止まっちゃうんじゃないかと思うぐらいの状態でしたので、パクリタキセル投与後に外しました・・・

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すでにもう眠かったのですが、パクリタキセルでさらに眠くなる私。もうほとんど記憶がございません・・・。あ、トイレに行ったぐらいですかね。点滴するとお手洗いどうしても近くなりますよね~。

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そして、毎回、手足のシビレの副作用に悩まされる私。手の痺れは投与後1週間も経てばかなり軽快してくる一過性のものみたいで、これを書いている今はほぼシビレを感じません。手袋と弾性グローブ、効いているとよいのですが・・・

足裏のシビレは手ごわくて、全く引く感じがありません。特に仕事中はそれを強く感じまして・・・座ったり立ったりが激しいからかもしれませんが、靴下用ホッカイロを毎日愛用していてもずっと気になります。家ではモコモコソックスをずっと愛用していますが、それでも気になる。

そんなわけで、今回は看護師さんにお願いしてみたら、保冷剤を用意してくれました。なんだ、用意してくれるんじゃんw

ただし、保冷することに対するしっかりとしたエビデンスがあるわけではない事、他にも保冷している人がいないわけではないこと、保冷材はパクリタキセル投与中だけ使用するが、3時間あるのでずっと冷やされるわけではないかもしれないことを念押しされました^^;

良いんですよ、試してみたいんです。もしかしたら私にも効果があるかもしれないじゃないですか^^ そんなわけで、足はずっと保冷材に突っ込んで過ごし、手は時々突っ込んで過ごしました。手はどうしても・・・スマホ見たりすることもあってずっと保冷材に突っ込んでいられなかったですね^^; それから、部屋は暖かいので保冷材を使っても冷えて困るという事はありませんでした。ヨカッタ

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パクリタキセル投与中、眠いとは言え、もう昼時間。

お手洗いから帰ってきて、のどが渇いていたのでお茶を飲むついでに漢方を飲んで昼ご飯準備。今回はおにぎり🍙の小さめのものを3個持参しましたが、2個だけ食べました。斜め前の方も持参したパンを食べていたりして、それぞれ気ままな(?)抗がん剤投与時間を過ごしています。

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そしてカルボプラチンの投与開始。この時ちょっとしたことが起こりました。

投与開始後少し点滴の「落ち」が悪くなり始めていたのでNsさんが調整していたところ、点滴の部分じゃなくて、袖をめくっているあたりが痛くなってきました。アレ?変だな?なんでここが?っていう二の腕の部分が痛い・・・気がする・・・いや、やっぱり痛い!あぁ、これは痛い!!!と思ってゴソゴソしていたらNsさんが駆け付けました。でもめくっている袖の位置を変え、態勢を変えたら痛くなくなって来たので、点滴の針の場所でもないし、血管痛?みたいな感じですが熱があるわけでも赤くなっているわけでもないので、特に処置もせず過ごしました。そのあとも痛くなったり平気だったり。態勢の問題だったんですかね。

そして、もう一個問題点が。

お手洗いから帰ってきたぐらいで、なんか脈が速い気がしていました。アレ?変だな。やっぱりなんか脈が速い?よく登山中にも起こることだけど、深呼吸して治まる・・・かな?とか思っていたら次第に収まってきたのですが、不整脈?ではない感じ。点滴のポタポタポタポタが割と早かったのですが、それと同じぐらい脈が速く、その時間がどれぐらいだったでしょうか・・・でも治まったからそのままにしていたんですよね。

そしたら、帰り際に今日の抗がん剤投与を振り返ってみて、お話しているときに「それは出来たら直ぐにこちらに伝えてください!!」って言われちゃいました^^;

カルボプラチンも回を重ねていくとアレルギーを起こす可能性があります。不整脈も頻度不明で起こる副作用の一つです。次回の投与時に同じようなことが起こるかもしれないので、カルテに書いておきますね。遠慮しないで伝えてね!!って何度も念押しされて言われちゃいましたー。はぁ、ごめんなさいー

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そして、最後の生食流しの時間。これ、いっつも私遅くなっちゃうんですよね。血管が点滴を拒否しているイメージ^^;いや、イメージですよ、個人の感想ですw

点滴止まっちゃう勢いだったので、Nsさんが色々調整してなんとか流れるようになり、最後の方はガガガガガーっと早く流れていきましたが、結局30分という倍の時間がかかってしまいました。送迎を頼んでいた夫をいつも待たせちゃうんですよねー

 

そして翌日。朝は元気ですが、どこかフワフワしているような?熱はありませんし、仕事しました。

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デカドロン、不眠の副作用があって、前回はほとんど寝れなかったので・・・今度はちゃんと眠れますように!!

しかし、あまり体調はよろしくないのかもしれません( ;∀;) なんか変な気分。決して気持ち悪いとかは無いんです。お通じも最初はイマイチだったけれど、仕事中にドカンと出てスッキリしました(お食事中の方ごめんなさいw).

 

今回は4回目にして様々なハプニングが伴う抗がん剤治療でした。

ジーラスタ投与後にめくるめく副作用が待っていることでしょう・・・嫌ですが、しょうがないですねー┐(´∀`)┌ヤレヤレ

抗がん剤治療(TC療法)3クール【3クール目をまとめてみた】

 

少しご無沙汰しておりました。

体調は悪くなく、日々の仕事が忙しく毎日帰ってご飯食べてお風呂入って寝る毎日(^◇^;)

土日は休んでる時間が多い、フツーの勤務者の毎日でした...(笑)

 

と言うわけで、あっという間に日々が過ぎ、いよいよ明日は抗がん剤治療日となりました。もちろん、朝の採血結果次第ではありますが。

 

そんなわけで!!

今回も3クール目をまとめてみましたのでご報告致しますっ(・∀・)キリッ

ではレッツゴー!!

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あ、こちらは航空機から観た富士山です。昨年11月、手術後1ヶ月も経たないうちに学会出席と言う名の出張に向かっていた時の写真が背景になります。

 

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投与日、翌日はいつも元気。今回はジーラスタ投与日あたりから怪しくなっていました...

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今回1番辛かった時期はこの頃。またやって来るのかと思うとちょっぴり憂鬱です( ๑´•ω•๑)

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お食事中の方、スミマセン。

今回新しい副作用?は頻便でしたが、8日目には治りました。

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9日目あたりから淡々と日々を過ごしておりました…ちなみにお仕事は土日以外休んでいません。フツーの人ですねー(笑)


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副作用、無いわけじゃないです。

例えば、頭部の皮膚炎とか。足裏の痺れとか。

とても軽いものです。だから、お仕事は普通にこなせる日々でした(●´ω`●)ゞ

 

ちなみに脱毛は仕切ったというか、これ以上抜けないというか…

そんなわけで、あまり変化がございません(^◇^;)


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ちなみに表の写真、最後はウィッグの写真です。美容院にてウィッグをまた整えていただきました。

毎日仕事でウィッグを取っ替え引っ替え使っているので、もう一つ買おうかと、今検索中です!!

 

と、言うわけで。

無事に明日、4クール目に突入出来ますように〜( ⊙‿⊙)

 

#卵巣がん #明細胞がん #抗がん剤治療

#TC療法

抗がん剤治療 (TC療法) 3クール 11日目【リンパ浮腫ケアのセミナーに参加してみた】

抗がん剤投与して、副作用が一番辛い一週間と怒涛の仕事量が重なり、この一週間は「朝起きて仕事行って帰ってご飯食べてお風呂入って就寝」を繰り返すのが精いっぱいの一週間でした。おかげさまで休むことも倒れることもなく仕事を終え、この週末はガッツリお休み、お昼寝したりゴロゴロしたりノンビリと静養しながら過ごしています。

 

そんな中、リンパ浮腫に関する本の発売記念で、無料セミナーがあったので申し込んで参加しました。転載は禁止なので内容詳細をコピペはできませんが、zoomを利用した講習会と簡単なリンパ浮腫ケアのストレッチと合わせて2時間予定が延びて2時間半ほど。なかなか勉強になりましたのでご報告します(覚えている限り・・・)。

 

まず、本ですね。これは私もこれから買おうと思っています。こちらです。

リンパ浮腫に関する専門書でもよいのですが、比較的当事者に役に立つ書き方のようだったので気に入りました。こんな時どうする?みたいなことを見ながら調べられるようです。まだリンパ浮腫に悩んでいるわけではありませんが、リンパ郭清とリンパ浮腫は表裏一体。備えあれば憂いなしですからね・・・・・

 

まず最初に教わったのは「心のとらえ方」

どういうことかというと「病は気から」と同じでしょうね。ガンになろうがガンじゃなかろうが、どんなことでもネガティブにとらえる人もいれば、ポジティブ思考の人もいる。でもそれは自己暗示につながる可能性があるから、とにかくネガティブに考えないということです。

具体的には「リンパ浮腫になるということは、ガンが再発するということですよね」

というネガティブな考えは、医学的には何ら根拠もない思い込みであるので、リンパ浮腫とガン再発は同列にとらえず思い込まないこと、というような感じです。

 

次に教わったのは「栄養管理」

リンパ浮腫は太ってしまうと起こりやすいらしいのです。まずはBMIを知っておきましょうと。若いうちの標準体重はBMI 22ですが、還暦前後であればBMI 25までは許容範囲内だそうですよ^^;

ちなみに、BMIとはbody mass indexのことで、

身長をmに直して(例えば155cmだったら1.55)で、その二乗したものを体重から割る数値です。BMI = 体重kg ÷ (身長m)2です。

栄養士さんのお話では、食べ物のカロリーは気にしやすいけれど、案外気にしないのは調味料だそうです。特に、胡麻ドレッシングが高カロリーなので気をつけて!!とのことでした。

 

そして運動療法」と「ストレッチ実践」

実際、リンパ浮腫になった場合、なりそうな場合は弾性ストッキングを着用してリンパ浮腫のためのストレッチ、運動をすることで効果が発揮される仕組みなどを教わりました。

いずれにしても、無理をしない、でもなるべく身体を動かすことが大切、と。ウォーキングでも良いような事を言っていたような。

実戦では30分ぐらいかけて、ストレッチしてから運動をしました。上腕のためのものと、下肢のためのもの。それぞれです。

とても全部は覚えられる状態ではありませんでしたが、動かしていて気持ちの良いものばかり。スクワットも結構やりましたねー。あとは宅トレでも出来そうです。

 

抗がん剤治療中でも体調に問題がないときは、やはりラジオ体操や宅トレ、続けたほうがよさそうですね^ ^

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私は毎日、テレビ体操を録画しておいて、帰ってきてからとか夜にやっています(^◇^;)元気なときは…ね!!

 

#卵巣がん #明細胞がん

#tc療法3クール #リンパ浮腫

 

 

 

 

 

抗がん剤治療(TC療法)3クール 6日目 【温泉とガンについて調べてみた】

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抗がん剤治療およびジーラスタによる副作用である筋肉痛がかなりマシになってきている6日目です。まだ痛いけど、耐えられる範囲内ですし、夜は爆睡できていますw

どちらかというと、今の副作用は「シビレ」が気持ち悪いですね。PCだろうがPCでなかろうが、お仕事をするにあたって手指は大抵使いますし、歩くとなれば足裏も使う。そのたびに妙な違和感、シビレというか・・・を感じる今日この頃です。少しだけ唇にも違和感を感じます。嫌なシビレですね。幸い味覚に変化は無いみたいです。

 

筋肉痛にもシビレにも「冷え」が大敵だと思っている私は、贅沢ではありますが、夜寝る前の入浴のほかに、朝食後にも少しだけお風呂に浸かってから出勤しています。もともと冷え性気味だったこともあり、朝風呂推奨派でした。朝短時間でお湯に浸かってから出勤すると、職場につくまでにカチコチに冷えずに出勤できたので、それですっかり病みつきに。ガスや水道代を考えると、ホント贅沢なんですが・・・^^;

 

で。で。以前、抗がん剤治療中でも温泉に浸かってきた私(もちろん、温泉に行っても良いですよねって主治医に伺ってから行きましたけれどね)。

お風呂好きな私は当然ですが、温泉大好きです♨

山登りとセットで入れる温泉なんて、もう、至福の時間です。

 

でも・・・温泉と悪性腫瘍って、未だに「禁忌」に入っているところもありますし、気になりませんか?ガンを取り除く手術をしたとはいえ、大丈夫かなーって思わなくもないですよね。

 

そこで!調べてみました。温泉とガンについて!!

 

まず・・・日本の場合、温泉は「温泉法」という法律があるんです。

温泉は、この温泉法によって制定されており、様々なルールがあります。その中には、温泉の定義などのほかに、温泉に入ってはいけない「禁忌」であるとか、温泉を飲んでもよい「飲泉」について書かれていたりします。

 

ただ・・・歴史が古いんですよね。遡ると明治時代の内務省衛生局から始まり、その後、現在の温泉法が制定されるまで、様々な温泉療法について論文や報告書がありました。禁忌とかは当時の厚生省が指針を出して、環境庁から環境省へと受け継がれました。

 

それらによると、まず「癌腫のような重症で全治を期待できないものは自宅で静養するべきで、温泉地に行くという行動行為自体で身体がもたなくなり、命を縮める可能性がある」上に、「僻地の温泉地に患者を連れていくことで、温泉地の看護や医療に自他ともに迷惑をかける可能性がある」・・・ということなんですよ。

そもそものガン患者が温泉に行くなという理由が、こんな感じなので、根本的に時代錯誤。令和の今では、全くこれらの内容は意味をなさないことになりますね。

温泉場に行くのに、徒歩のみだったら私だって行きませんもの。でも、制定されたのはそんな時代でしたからね。

 

さらに、現在、温泉施設などに掲げてある「禁忌症と適応症」の場合、少し古いものだと昭和57年に当時の環境庁によって示されたものがあります。昭和57年よりも前に温泉の適応症を定めた時代は昭和29年ですって!!もうすでに時代が全然違う。。。

 

で、この時の一般的な禁忌症の中に「悪性腫瘍」があるんです。ちなみに、適応症の中に「悪性腫瘍」は無いんですよ。私も論文を調べてみたのですが、温泉でがんが治った!という論文、見つけられなかったですねー。。。この、昭和57年の定義の中に「妊婦」も含まれていて、それに関してはエビデンスがなかったようで、様々なほかの禁忌・適応とともに平成26年に改正されました。

 

改定された新しい禁忌症は「活動性の結核進行した悪性腫瘍,高度の貧血など身体衰弱の著しい場合」としています。

さすがに平成の時代に改定されただけあって、根拠もあります。

・過労時の入浴は脱水や血栓症などで入浴事故を起こしやすい、ということ。

・熱が出ている時なんかも禁忌ですが、それは言わずもがなかなぁ、と。病気の活動期だからこそ熱が出ているわけで、そんなときは温泉もNGです。

・少し動くと息苦しいような、重い心臓病・肺の病気・重い腎臓病の場合は水圧による負担があるのでNG。

・目に見える出血があるときもNGなのですが、これは、実は自分以外の他者に肝炎などの感染症をうつす可能性があるからNGなのだそうですよ。

 

じゃぁ、悪性腫瘍の場合は??結局どうなるの???と、なりますよね。

→お答えは・・・

悪性腫瘍でも、全身状態が良好な場合や、術後の療養である場合は問題なし!です。

むしろ、温泉療法や入浴はがん患者の心のケアにとても有効。

 

温泉入浴は温泉地の自然環境から受ける影響もあるため、自律神経系やホルモン系・免疫系などが変化して健康増進へと導かれる可能性があるので、「心のケア」なんです。

決して、温泉で何かが治る、とか、そういう類のものでは・・・ないはずです。

さらに、令和の時代であったとしても、やはり温泉地に行く体力すらなかったりとか、入浴自体が負担である、とかいう場合であれば温泉療法はNGなわけで、

もうほんと、患者さん自身、それぞれの状態で状況が異なるってことですね。

 

と言うわけで、たとえ術後であったりしても、念のため担当の医師に確認を取ってから温泉に出かけた方が良いと思いますよ。

 

ちなみに、温泉法を司っている環境省からは「あんしん・あんぜんな温泉利用のいろは」という冊子(pdf)が出ています。もし気になったら、こちらも見てくださいね。分かりやすいです。

https://www.env.go.jp/nature/onsen/pdf/top.pdf


それでは最後に、私が大好きな温泉の写真をあげて今回のエピソードはここまでとしますー。温泉のことを考えていたら、それだけで何だか元気が出た気がします(単純w)!!


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#卵巣がん #明細胞がん #抗がん剤治療

抗がん剤治療(TC療法) 3クール5日目【抗がん剤もジーラスタも副作用、辛いです】

昨日は抗がん剤治療 4日目。1クールは強制送還、2クールは出勤したことを激しく後悔した日。そして昨日、3クール目は見事に日曜日。朝、ほんの少しだけ家事をしましたが、ほとんど一日寝て・・・というかゴロゴロして過ごしました。

それほどに辛い副作用でした。まず脚の筋肉痛。それはふくらはぎや前ももみたいな典型的な場所だけでなく、脛の前とか膝の上とかあらゆるところが痛い。そして腕と手。前腕が痛い。手も痛い気がする・・・。さらに首と腰背中、なんならお腹も痛い。

 

漢方2種類とロキソニンカロナールを持ち歩いていましたが、漢方は3回飲んで、ロキソニンカロナールは最小限にして飲みつつ、飲んでも痛いし、立っていても座っていても横になっていても痛いので、ただただ辛いなぁ・・・食欲もないし胃もたれするし。お薬を飲むためだけに何かを食べていた感じで、とスマホやテレビをみるばかり。ダメ人間の一日でした・・・┐(´∀`)┌

一昨日からの私のお守りお薬セットはこちら。

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そして5日目。4日目に比べると脚の筋肉痛はかなりマシになっている気がしますが、どちらかというと酷いのは足裏のしびれ。感覚がないというか、分厚い靴下を履いたまま靴を履いて歩いている感じでなんだか怖い。階段とかが怖いので今日は泣く泣くエレベーターのお世話になっております(普段は山ガールとして積極階段利用です)。

 

あと、手首が痛い・・・PCを打つ手がなんだか微妙に痛いです。あと首はPCのせいなのかジーラスタのせいなのかわかりません。とにかく今日はバンテリンのお世話になりまくり。バンテリンを塗ると心なしか首とか脚とかスッとします。

 

倦怠感については、おそらくあるのだと思います。辛いですもん。なんか頭もシャキッとしないし。だからと言って、頭が全く回らないわけではありません。かろうじて仕事はできます。ただ、集中力が衰えている気がするので、自分の作業に自分自身でとても気を使います。そんな感じです。

 

でも今までの感覚から行けば、もうそろそろこの辛さ、抜けるはずです。蓄積して酷くなるなんて思いたくない^^; というわけで、耐え忍んでいるわけです・・・

 

が、毎回思う。入院させてくれていたら楽だったのにーーー!!!って。

ふぅ。私の抗がん剤治療メニューは6クール。あと3回は今回と同じ思いをするのかと思うと、萎えますねぇ。。。

 

そういえば、抗がん剤の副作用で爪の変化もあると聞いたことがありますし、実際にインスタにアップされている方もいます。ふと、2クール目の途中辺りから気が付いたのですが、右手の中指の爪だけ黒ずんできてしまいました。ほかの指はまだあまり変化がありません。今後変わっていくのか、シマシマになるのかはわかりませんが、とりあえず副作用のご報告でした。

 

抗がん剤投与前の私の爪はこちらf:id:folliculogenesis:20220117165134j:image

 

現在の私の爪はこちらf:id:folliculogenesis:20220117165201j:image

 

さてさて、今後どうなっていくことやら…(´・ω・`)

 

#卵巣がん #明細胞がん

#TC療法 #抗がん剤治療

#抗がん剤治療の副作用