婦人科勤めの私が婦人科に入院手術したら卵巣ガンだったお話

婦人科勤務の私が婦人科に入院手術そして卵巣がんの治療を受けた話を綴ります。

抗がん剤治療 (TC療法) 3クール 11日目【リンパ浮腫ケアのセミナーに参加してみた】

抗がん剤投与して、副作用が一番辛い一週間と怒涛の仕事量が重なり、この一週間は「朝起きて仕事行って帰ってご飯食べてお風呂入って就寝」を繰り返すのが精いっぱいの一週間でした。おかげさまで休むことも倒れることもなく仕事を終え、この週末はガッツリお休み、お昼寝したりゴロゴロしたりノンビリと静養しながら過ごしています。

 

そんな中、リンパ浮腫に関する本の発売記念で、無料セミナーがあったので申し込んで参加しました。転載は禁止なので内容詳細をコピペはできませんが、zoomを利用した講習会と簡単なリンパ浮腫ケアのストレッチと合わせて2時間予定が延びて2時間半ほど。なかなか勉強になりましたのでご報告します(覚えている限り・・・)。

 

まず、本ですね。これは私もこれから買おうと思っています。こちらです。

リンパ浮腫に関する専門書でもよいのですが、比較的当事者に役に立つ書き方のようだったので気に入りました。こんな時どうする?みたいなことを見ながら調べられるようです。まだリンパ浮腫に悩んでいるわけではありませんが、リンパ郭清とリンパ浮腫は表裏一体。備えあれば憂いなしですからね・・・・・

 

まず最初に教わったのは「心のとらえ方」

どういうことかというと「病は気から」と同じでしょうね。ガンになろうがガンじゃなかろうが、どんなことでもネガティブにとらえる人もいれば、ポジティブ思考の人もいる。でもそれは自己暗示につながる可能性があるから、とにかくネガティブに考えないということです。

具体的には「リンパ浮腫になるということは、ガンが再発するということですよね」

というネガティブな考えは、医学的には何ら根拠もない思い込みであるので、リンパ浮腫とガン再発は同列にとらえず思い込まないこと、というような感じです。

 

次に教わったのは「栄養管理」

リンパ浮腫は太ってしまうと起こりやすいらしいのです。まずはBMIを知っておきましょうと。若いうちの標準体重はBMI 22ですが、還暦前後であればBMI 25までは許容範囲内だそうですよ^^;

ちなみに、BMIとはbody mass indexのことで、

身長をmに直して(例えば155cmだったら1.55)で、その二乗したものを体重から割る数値です。BMI = 体重kg ÷ (身長m)2です。

栄養士さんのお話では、食べ物のカロリーは気にしやすいけれど、案外気にしないのは調味料だそうです。特に、胡麻ドレッシングが高カロリーなので気をつけて!!とのことでした。

 

そして運動療法」と「ストレッチ実践」

実際、リンパ浮腫になった場合、なりそうな場合は弾性ストッキングを着用してリンパ浮腫のためのストレッチ、運動をすることで効果が発揮される仕組みなどを教わりました。

いずれにしても、無理をしない、でもなるべく身体を動かすことが大切、と。ウォーキングでも良いような事を言っていたような。

実戦では30分ぐらいかけて、ストレッチしてから運動をしました。上腕のためのものと、下肢のためのもの。それぞれです。

とても全部は覚えられる状態ではありませんでしたが、動かしていて気持ちの良いものばかり。スクワットも結構やりましたねー。あとは宅トレでも出来そうです。

 

抗がん剤治療中でも体調に問題がないときは、やはりラジオ体操や宅トレ、続けたほうがよさそうですね^ ^

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私は毎日、テレビ体操を録画しておいて、帰ってきてからとか夜にやっています(^◇^;)元気なときは…ね!!

 

#卵巣がん #明細胞がん

#tc療法3クール #リンパ浮腫