婦人科勤めの私が婦人科に入院手術したら卵巣ガンだったお話

婦人科勤務の私が婦人科に入院手術そして卵巣がんの治療を受けた話を綴ります。

卵巣ガンの確定診断を受けました。

今日は退院後初診察でした。

 

12:30の予約だったので12:00過ぎに病院に着いたのだけれど、

まぁ呼ばれない。予約時間になっても呼ばれない。

ふと気がつくと90分待ちの案内。

なぬ?今までそんな事なかったのに?!

と思っていたら、Nsさんも驚きの外来予約人数だったとかで、想定外だったとか。

 

結局私が待ったのは120分。

でも待って…先生…どう考えてもお昼休み抜きじゃないですか!

次々に患者さんは呼ばれるけれど、自分の番が単純に回ってこないだけ。

他の先生だったらもう少し早く回ってきたかもだけれど、、、。

これはもう、本当に致し方ないですね。

先生も遊んで待たせているわけではないですからね…。

 

そして私の番になり、夫ともに診察室へ。

そしてまず内診とエコーの診察して、術後の経過は順調である話をいただき、

夫婦で改めてお話を聞きました。

 

概要は旦那さんから聞いていた通り。

ステージは1C、明細胞癌

リンパ節郭清をしたものの、リンパや腹水などからはガン細胞は発見されず。

ではなぜ1aではなく1cなのか?と言うのが前々から気になっていたのでお伺いしました。

 

元々摘出歴がある左卵巣のチョコレート嚢腫再発が発端の今回の卵巣ガン。

左卵巣は子宮にガッツリ癒着しており、

さらにチョコレート嚢腫由来なので、がん細胞が表に出ているような状態であり、

やはり摘出するときにどう気をつけても破綻してしまうそうで、、、

っと言うわけで、卵巣ガンは左卵巣に限局されるけれど1cなのだそうでした。

 

あぁ、そうですか…しょうがないか…

 

そして、今後について。

標準治療は抗がん剤治療です。

いわゆる化学療法、ケモ。

TC療法(パクリタキセル(製品名:タキソール〔T〕)とカルボプラチン〔C〕(製品名:パラプラチン))を3週間ごとに6クールです。外来診療で受けるそうです。

このことについてはまた改めて書こうと思います。

まだまだ勉強中だし、看護師さんから渡された資料も読み込んでいないので(^◇^;)

 

抗がん剤治療以外のお話としては。

  • 入浴OK
  • 温泉もOK!
  • 傷口のテープは剥がれたらもういらない
  • 運動もOK(激しくなければ)
  • 高尾山登山とかなら全く問題なし
  • 上高地のちょっと先の涸沢ってとこぐらいまでなら登山okだけど、槍ヶ岳はまだ早いなぁ。
  • 冬山登山はしないでね

って…後半は登山の話ばかりやないか〜い(*`艸´)

しかも超具体的な北アルプスの山の話(笑)

 

もちろん私は冬山登山はしませんけれど、夢は北アルプス縦走なんです〜

って伝えたら、

それはもう僕でも出来ないよ、健常の人だってキツい登山じゃん(笑)と笑われてしまった(爆)

 

あ、担当の先生も登山やる先生なんです〜

だから登山OKかをお伺いしたからのお返事です〜

普通は聞かないかも?!の話題でした(笑)

 

呑気だなぁ、私。

でも、それぐらいで良いかなぁ、なーんて。

そんなわけで、登っちゃダメよと言われた槍ヶ岳の写真を貼って、今日のお話はここまでにします〜

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奥の方に見える尖った山が槍ヶ岳で、小さく尖っているのが小槍。アルプス一万尺の歌詞にある小槍はこの槍ヶ岳の小槍なんですよ。

実際は岩場でとても踊れません(企画で踊った人はいる程度)

 

意外と待ち時間とか長すぎて、昼前から夕方まで大学病院に居たので疲れちゃいました。

…って…アレ?!

私、毎日早朝から夕方まで病院にいるのに…変なのヽ(´〜`; ォィォィ

#卵巣ガン #明細胞癌1c  #開腹手術後

インフルエンザワクチン接種しました(退院後18日目、術後30日目)

私はずーっと医療従事者なんですけれど、医療従事者では当たり前のインフルエンザワクチン接種、

一般的には接種しないことも多いらしいですね。

 

コロナワクチンで子供の時以来超久々にワクチン接種した、と言う方も私の周りにもいました。

それまで、インフルエンザワクチンって打つのが当たり前と思っていたので(世間知らず!)コロナワクチンで初めて知った事実でした(爆)

 

病院に勤めていると、本当にインフルエンザワクチンって義務なんですよ。

毎年、何処の病院に行っても集団予防接種状態。

並んで問診、並んで注射です。

 

しかも、以前大学病院にいたときに

「仮にインフルのワクチン打たなかったら、ダメなんですかね?」

って聞いてみたら、看護師長さんに

「もし打たないでインフルエンザに罹ったら、貴方、始末書もんよ、始末書。

自己管理も出来ないで医療従事者やっちゃダメなのよ」

的なことを普通に叱られました(^◇^;)

 

そんなわけで、医療従事者的にはインフルエンザの予防接種は義務なんです。

 

そして今年。

無常にも私の入院中と自宅療養中に1,2回目のインフル接種が終わってました。

さらに、休職中は接種不可。

細かく読むと、今年度中に休職復帰予定がない人は病院職員としての接種は不可能(自分で接種しなさいの意味)とのお達し付き。

 

焦りましたが、私の病院のインフル職員接種は毎年3-4回あるので、今回は後半戦を狙います。

 

でも…手術してから1ヶ月弱。

私ってインフルエンザワクチン打って良いの?

そもそも問診票みたら、微妙な事が載ってました。

悪性腫瘍だと...だめなの…?!

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今までこの問診票、気にも留めなかったけれど、今年は不安な問診票。

 

とりあえず…心配なので、手術した病院に電話して確認。

代表から婦人科に回してもらって、診察券番号を伝え、看護師さんに代わってもらって…Dr.の指示を伺います。

結果は…接種OKでした\(^o^)/

 

そんなわけで…本日インフルエンザワクチンを接種しました٩(ˊᗜˋ*)و

 

良かった〜。

手術していても、それがガンでも、ワクチン接種OKでしたからね〜。

 

ちなみに、ワクチン接種前の問診時には

職員接種だからか、サラーっと流されちゃって

「あ、担当医に確認してくれたんですね、今体調問題なければ全然大丈夫ですよ〜」と

アッサリ通過する事ができました(汗)

 

まぁ、遅かれ早かれ、コロナワクチン接種3回目も控えている事ですし、

今後もワクチン接種とか色々な「今まで気にしていなかった事」に遭遇する事は沢山ありそうですね。

その都度、いろいろ考えて調べて伺って乗り越えていくしかないのかなぁ〜┐(´~`)┌ ヤレヤレ

 

接種して今日は、他の方と変わらず、打ったところがちょっと痛い程度です。

発熱などはありません!!

 

#卵巣ガン #開腹手術後 #インフルエンザワクチン

いよいよ本格仕事復帰【退院後17日&術後29日】のお話

退院後早々に仕事復帰した私ですが、

とは言え本格的に仕事してたかというと、学会出張もあったり、

車で送迎してもらったりしていたので

学会が終わるまでは、本格的に患者さんを受け持って仕事したりしてませんでした。

 

私の勤務先では、Dr.も我々も患者担当制(担当医制というか)で対応しているので、

今まで私が担当していた患者さんの分は私も携わっておりましたが、

いよいよ新規の0からスタートで患者さんを受け持ったのは、仕事復帰後今日が初めてでした。

 

ほぼ1ヶ月ぶりの本格職務復帰です!!

 

とは言え、明後日私は退院後初外来受診日で、そこで今後のことを色々話されるだろうから、まだ不透明なんですけれどね。。。

 

今日、職務復帰して思ったこと、感じたこと。

 

まず、顕微鏡を覗く姿勢に気をつけないとお腹が痛くなりがち!!でした。

あぁ…こんな事は一般的ではないのかもですがね…

 

今まで顕微鏡を覗く時って、長時間だと腰が痛くなりがちだったので、

椅子を低めにして姿勢をピンっと伸ばして顕微鏡操作をしていたんですよ。

あ、顕微鏡を覗きながらの作業のことですが…

 

ところが、それだとお腹がつっぱるというか、意外と腹筋使う!

今まで全く気が付かなかった…(^◇^;)

 

…と言うわけで、少々見た目は悪いですが背を丸くするような感じで椅子を調整して作業してました。

 

うーんと…例えばミシンがけとか?

机の上で手を伸ばしたりすることがある作業とかの姿勢と考えていただければ良いですかね…

スミマセン、あまり参考にならなくて(爆)

 

そして、電車バス通勤について。

例によってヘルプマークをカバンにつけて歩いている私ですが。

さらに、某巨大ターミナル駅を利用して始発駅から電車に乗る私ですが(汗)

始発駅から乗る電車やバスは待ってでも座ります。

でもね…ヘルプマーク、まーったく効果なし!!ですね!!

 

いや、噂通りです。

ヘルプマーク付けていても席を譲ってもらえないと言うことは。

私は以前は...目の前にいらっしゃれば席を譲ってましたけれど、わざわざ遠くまでは確かに声をかけてませんでした(足腰の弱そうな方やお年寄りは除く)。

チラ見してくださる方はいたけれど、譲ってはもらえないなぁ、なーんて(苦笑)

 

まぁ、致し方ないかなぁ。

皆さんも仕事復帰にあたり、電車通勤であれば、よーーーく吟味したほうが良いかもですね。

少なくともギリギリ乗り換えで走る!!とかはいきなりだと辛いですよ、きっと。

 

そんなこんなの本格職務復帰でした(`・ω・´)キリッ

 

#卵巣ガン #開腹手術後 #仕事復帰

退院後13日目(術後25日目)のお話【飛行機に乗って帰りました】

漸く出張(学会)が終わり、飛行機にて帰る日です。

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今日も弾性ストッキング着用。

 

そして、荷物を預ける際に

「手術を受けてまだ1ヶ月程度で、飛行機に乗ることは問題ないですが、速く歩くとかが難しい事もあるので、優先搭乗させてください」とお願いしました。

 

今日の優先搭乗は私とお子さん連れの方のみ。

知り合いだらけの飛行機ですが、恥ずかしいけど背に腹は変えられません。

 

満席の飛行機ではありますが、飛行機の中では足をしょっちゅう動かして、エコノミー症候群予防に努めます。

 

お腹は時々ちょっと痛い程度。

特に気になる感じではありませんが

今日はちょっと手が浮腫んでいる気がするので、足も浮腫んだら大変と思って過ごしました。

 

しかもこの飛行機、遅延しています。

そのせいか、羽田空港ではサテライトに到着とか。

つまり、バスで移動するのです。

 

それだからか乗る前から案内があり、

バスの優先席に座れるように1番最後に飛行機を降りるように言われました。

さらに、CAさんが1人ついてくださるとか。

大袈裟ですが…今回は甘えちゃおうと思います。

ご迷惑をお掛けしますが、向こうもスミマセン最後で、と、おっしゃるので…(^◇^;)

さすがおもてなしのプロ、嫌なかんじせずお優しいですね。

 

そして羽田空港着。

飛んでいる時より、ドスンとちゃくちする時とグググーっと前のめりでブレーキかけられている時が1番ドキドキしますね、お腹に。

今回の着陸ドスン度は控えめな方でしたが。

ちょっとだけお腹痛かったです。

ごめん、私のお腹。

 

羽田空港着からはCAさんの指示で

コロナ禍の段階降機も無視して私は1番最後に。

しかも1人CAさん付きで本当に行動しました。

 

飛行機を降りても、降りた先で別の方が待っており、私のカバンを持ってくださり一緒にバスに乗って(優先席を一つ用意してもらって)、

手荷物受取り場までも一緒に行ってくれて、

手荷物も受け取ってくれた上に、

外で待ってる旦那さんのところまで私と鞄とスーツケースを運んでくれました。

 

本当にありがとうございます!!

コウさんと言ったかしら、担当してくださった方。とてもお優しくお話ししてくださいました!嬉しかったです!!

 

飛行機が遅れていたから急いでいる方が多くて

ホント皆さん大急ぎで行動される方が多くてビビりましたが、ちょっとだけお腹痛かったし、ゆっくり行動できて助かりました。

 

やはり手術後、ちょっと心配な時は正直に打ち明けて、甘えちゃった方が良いですね。

 

そんなわけで、無事に飛行機に乗り、無事に帰ってきました!!

任務完了!良き学会出張となりました(●´ω`●)ゞ

#卵巣ガン #開腹手術後 #飛行機

退院後11日目(術後23日目)のお話【飛行機に乗りました】

朝から仕事はお休みして、出張の準備を行い、

飛行機に乗る移動を行いました。

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飛行機と富士山デス

 

まだ退院してから2週間経ってはいませんが、

手術をしてからは3週間以上、

一見、手術後思えないらしいです、私。

一応、それなりに速く歩けているとは思えます。

階段を降りる時とかにドキドキしますけれど。←お腹に響くので。

 

入院時から変わらず、腹帯は身につけています。

色付きのおりもの?、出血はほぼななくなりました。

そのほか、気になる体調の変化はありません。

 

飛行機に乗る際に、荷物を預ける際、近くにいたスタッフの方に、

手術を受けてまだ1ヵ月経っておらず、

担当医からは血栓に気をつけるようにと言われた程度ではあるが

素早く歩くこととかが難しいので、優先搭乗したい旨を伝えたところ、

他にお手伝いが必要なことがないかを聞かれました。

 

お腹に響くので、シートベルトの下にブランケットが欲しいと伝えてみたら、

なんと、コロナでブランケットの貸し出しをしていないと言われちゃいました。

そこで、上着をシートベルトの下に挟む事にすると伝えました。

 

さらに、優先搭乗は出発時刻の30分前であることを教えてもらいました。

ここで、一気に時間がないことがわかり、若干焦る私。

 

でも、乗るべき搭乗口はそこから700mぐらい先。

羽田空港の一番端っこです(´・ω・`)

 

さすがにカートは恥ずかしいので、

動く歩道もあるし歩いて行きます!

と、丁重にお断りしまして、

平日の昼間、まだ混んでいない空港のセキュリティチェックを通り、搭乗口に向かいました。

 

搭乗口から1番近いセキュリティチェックの場所は閉鎖しているし、

羽田空港とは言え、やはりまだまだ人は少ないですねー。

 

そういえば今回の飛行機、便の変更を余儀なくされました。

本当は1日6便くらいある路線が、3便に減らされた結果です。

そのおかげで、飛行機はギュウギュウの満席。

 

あらかじめ優先搭乗させてもらっていて本当に良かったです!

 

ちなみに、今回の飛行機登場に際して私がやった事は、

  • 飲み水を持ち込み、いつでも飲水出来るようにする
  • 優先搭乗し、鞄を下に置いたり体勢を整えたり、あらかじめ隣の方が来る前に準備しておいた
  • 手術時に履いた弾性ストッキングを履いた
  • シートベルトの下に上着を挟み、お腹に直接シートベルトが当たらないようにした
  • 時々足を上下に動かした
  • 脚を組みたい気持ちをグッと堪え(苦笑)脚を組まなかった

ぐらいです。

 

こちらは東京と違って天気が悪く、途中揺れるかも、と言われました。

結果的に揺れは大したことなく、身体やお腹に響くことも少なかったです

…が、最後の着陸時にドスン!!と着陸されました┐(´~`)┌ 

その着陸時だけ「うわー、腹に響くわ〜」と思った程度。

副操縦士さんだったのかな、ファイトです!!

 

おかげさまで問題なく現地にたどり着き

問題なく出張出来ております。

 

帰りも満席の航空機みたいですが…

どうか問題なく過ごせますように。。。

 

#卵巣ガン #開腹手術後 #飛行機

 

退院後10日(術後22日目)のお話【旅行医学のお話】

今日までは通常業務でしたが、いよいよ明日からプチ旅行学会へ向かいます。

 

昨日は各航空会社からの意見について調べてみましたが

ransounoushu-chiryo.hatenablog.com

今回はもうちょっと専門的な、

旅行医学をご専門とする先生方からの意見を調べてみました。

 

まず、航空機内の環境について。

日本旅行医学会によれば、航空機内の気圧は0.8気圧しかありません

0.8気圧って・・・?

具体的には富士山の5合目、標高2500mぐらいの山にいるのと同じぐらいです。

私は登山をするので比較的高度順応出来ていて、国内の山であれば高山病は滅多に起こしませんが、

敏感な方は頭痛を起こしたり、ひどい場合には吐き気を催したりするかもしれません。

 

気圧の低さに比例して、酸素量も地上より20%程度少なくなります。

最近はコロナの影響で、酸素飽和度を測るパルスオキシメーターをお持ちの方もいるかもしれませんが、

実際に標高2500m程度で測ってみると、普段は98程度ある値も92とかぐらいまで下がっていました。

飛行機に乗る際に測ってみるとわかるかもしれませんが、恐らく酸素不足になっていることでしょう。

つまり、高齢者や心臓・肺に病気を抱えている人や貧血の人は大きな負担になるみたいですね。

 

また、飛行機に乗るとカラカラに乾燥しているな、と感じることはありませんか?

喉が渇くとか、目が乾く・・・程度ならまだかわいいものかもしれません。

実際には航空機内の湿度は5-15%程度なのだそうです。低っ

怖いのは目に見えない脱水です。

1時間飛行機に乗っていると体内の水分は80cc程度脱水するのだそう。

10時間も乗っていると800ccに換算されます。

体内が脱水すると血液が濃くなります。

・・・そこで登場する怖い病気が俗にいうエコノミークラス症候群

私の担当医も一番気にされていたのはこれでした。

血がドロドロになって、最悪の場合血栓ができて胸痛や呼吸困難、最悪の場合死につながることもある怖い状態です。

でも、防ぐ方法もあります!

日本旅行医学会によると・・・

  1. 2-3時間ごとに歩く(4-5時間ごとでも可)
  2. 座席に座ったまま、かかとやつま先の上下運動と腹式呼吸を行う(1時間ごとに3-5分行うと良い)
  3. 水分をまめに摂取する(アルコールは脱水するのでNG)
  4. きつくない、ゆったりとした服装(ベルトをゆるめる、下着をゆるめる)
  5. 血行を悪くするので、足は組まない
  6. 睡眠薬は使用しない
  7. 座席は通路側(車の場合は窓側)

・・・だそうです。これはリンパ節郭清をした方なら、普段から気を付けたいところでしょうね。きっと。

 

それから、常用薬は必ず機内へ持ち込むこと。

余裕のあるスケジュールにすること。

車いすや特別食、エスコートが必要な場合などは早めに航空会社に連絡すること。

という注意点がありました。

 

ちなみに、診断書を持参し、航空会社が搭乗を許可した乗客の99.9%は飛行中にトラブルなく目的地に到着するようです。

 

航空機による旅行に適していない時期から外れていたとしても、不安であればやはり診断書ってことみたいですね(昨日も書きましたが)。

 

皆様の参考になりますように。

そして病気や手術をしても旅行を楽しんでリフレッシュすることができますように!!!

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いつぞやの山の上から見た富士山デス

 

 

 

 

退院後9日目(術後21日目)のお話【術後航空機に乗って良いかどうか】

今週からいよいよ本格的に職場復帰です!

 

と言っても、週の後半は出張…学会に参加予定です。

 

今日はこのぐらいの時期に飛行機に乗って良いものか、改めて調べてみました。

 

まず、手術の担当医からは、

  1. 自分の体力次第ではある
  2. 心配なのは、血栓症と出血
  3. 出かけた先で、緊急でかかる事ができる病院があるか否か

…この3点だけでした。

航空会社が気にしている気圧の変化は特に医師からは問題視されませんでした。

 

ANAJALは術後の明確な日程を掲げていませんが、

明らかにNGなのは術後10日とかですね。

 

私は今日でちょうど術後3週間。

学会に行くのは術後3.5週というところ。

 

海外の航空会社や、ジェットスター

開腹手術後21日未満だと診断書を持参してほしいと書いてありました。

 

と言うことは、私の場合21日は過ぎています。

ギリギリセーフ?!ですかね。

 

今回は飛行機に乗るための診断書は用意していませんが、

職場が同じ婦人科医と一緒の飛行機に乗る予定です。

ま、私の手術は専門外ですけれどね…(^◇^;)

 

そして行き先の街には大学病院があります。

駅の反対側ですがそこまで遠くはない…はず。

 

でも、早く歩いたり、押されたりするのは嫌なので…

空港には少し早めに行って、プライオリティで飛行機に乗りたい旨を当日伝える予定です。

 

ま、ヘルプマーク付けて歩くので、向こうから気が付かれるかもしれません。

ANAさん、どう対応してくださるかしら…。

 

私は今回、医師もいる中での移動となりますが…

もし、やっぱりちょっと術後の移動には早いかなぁ、と悩むようであれば

あらかじめ診断書を担当の医師に書いてもらって航空会社に提出した方が安心ですね。

 

また、別件かもしれませんが、

子宮全摘後に、膣の奥から小腸が出てしまって再手術した何症例かの論文があったのですが…

それは開腹手術だったり、膣式の手術だったり術式は様々で、

その原因はほとんどが性交渉によるものでしたが(術後1ヶ月弱から1年以上経った方まで)、

1例だけ原因が「航空機移動」によるものだというものがありました。

腹圧が変わるから…?!

そんな事あるのか…?!

…でも唯一の1症例だったので稀な例かもしれません。

 

明日も時間があれば論文検索などしてみようかと思いますが、

とにかく何事もなく移動して、学会に参加できますように!

 

今のところお腹は時々、ちょっと痛いことがある程度です。

なので基本的には元気ですー。

ま、運動は控えていますし、8,000歩も歩いていない毎日ですが...

とにかく術後1ヶ月までは体操や運動も控えています。

 

早くストレッチとか宅トレしたいのですがね〜

私、いつからこんなアクティブになったんだろう(爆)

元気なのは良いことなはず!!ではまた!!

 

#卵巣ガン #開腹手術後 #飛行機移動