卵巣がん 抗がん剤治療(TC療法)による脱毛の記録
訪問ありがとうございます!
私が手術後に受けた抗がん剤治療は
【TC療法】です。
正式には、パクリタキセルとカルボプラチン。
婦人科がんではとても一般的な抗がん剤治療です。
1クールの時に薬についてと想定される副作用について書いていますので、
よろしければ覗いてみてください^^
ransounoushu-chiryo.hatenablog.com
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とにもかくにも、パクリタキセルは脱毛が高度に起こりやすい抗がん剤であり、
カルボプラチンは脱毛が中程度に起こりやすい抗がん剤ですので、
婦人科がんでTC療法を受けることになるほとんどの方が脱毛します。
あ、ちなみにですが、抗がん剤投与中に頭皮を冷やすと脱毛を防ぐ事ができる、という研究も行われています。まだ研究段階です。
私は手足しか冷却しませんでしたが(シビレ防止のため)、頭も冷やしたい!と、申し出たらやらせてくれるかもしれません。是非、抗がん剤投与のタイミングで担当の看護師さんや薬剤師さんに相談してみてくださいね!!
そして、髪の毛の脱毛はウィッグや医療用帽子、バンダナなどで外観上変化を付けられますし、治療が終われば生えてくると言われています。
脱毛って髪の毛だけはありません。
最初は私も大丈夫かな?少し減るだけかな?と思っていたのが、眉毛とまつ毛なんですが、4-5クールぐらいから乏しくなり、今やチョロッとしか生えていない眉毛とまつ毛です。
ちなみに眉毛は眉ティントとアイブロウと眉用マスカラでメイクしておりますし、まつ毛は付けまつげになれていないので、アイラインで見た目をフォローしています。
でも実際、汗をかいたときにダイレクトに汗が目に入ったり、実際の毛がないことによる弊害の方が気になるかなー。
あと、耳毛や鼻毛もありません。今はマスク時代ですから鼻毛とかは目立たないかもしれませんが、よーーくみると違和感あるでしょうね。
腕毛や脚毛は脱毛サロンに通っていましたが、今やスッキリツルツルです^^;
とはいえ、これから治療される方とかは今後起こるであろう脱毛がどのような変遷を経るのか、気になりますよね。
私のブログでは各クールのまとめとかに写真を載せてはあるのですが、ここで脱毛記録をまとめておこうと思いました。
ただ、いきなり頭の写真もちょっとえげつないので、お目汚し前にお花の写真でも^^
どちらも立派なお花ですよね。ボタンとシャクヤクです。
私のスマホは「しゃくやく」と打つと「芍薬甘草湯」って出てきちゃいますけどw
というわけで、本題です。
まずは1クール目から撮ってみました。
大体14-15日目から脱毛し始めるので、教科書通りでした。
ウィッグやケア帽子は治療前もしくは、最初の抗がん剤から10日目ぐらいまでに用意しておくと安心ですね。
2クール目以降はそんなに変わっていない気もしていたのですが、並べてみると徐々にさらに脱毛が進んでいることが分かります。
3クール目以降も然り。微妙なんですが、徐々に減っているんですよ。
角度によって微妙に違うかもしれません。一応経時的なんですが、前髪や横髪も徐々に徐々に減ってきました。
もう、ここまでくるとほぼ変わらないかなぁ。抗がん剤治療中なんども頭皮の湿疹にも悩まされました。処方してもらったお薬ですぐに治るんですけれどね。
最終的に、6クール目になってもチョロリと髪は残っています。
前と横がやはり少し多いかな。
剃らない場合、完全になくなってツルツルという事にはならないみたいですよ。
こういうちょろ毛が嫌だと思う方は剃っている方が多いですね。
私は美容師さんにも相談して剃らない方を選びました。
抗がん剤が終わって1か月が過ぎましたが、相変わらず産毛が生えている程度です。
産毛は実は、各クール毎に生えていたのですが、気が付かないうちに脱毛していた模様。なので、今回の産毛はそのまま残るのかなぁ、伸びていくのかなぁと、やんわり期待しています^^;
今も継続して写真を撮っています(毎日じゃないけど)。今後はどのように髪が生えていくのか、また、ある程度写真が溜まって、髪の毛が生えてきたなというのが分かるようになったら、ブログにアップしようと思っています!!
育毛剤とかは髪が生えてからじゃないと意味がないと聞いたことがあります。その辺りも美容師さんに相談かなー。
ちなみにですが、今の副作用の悩みは、髪の脱毛よりも、足のシビレです。1番の悩みどころかな。ま、歩けますけどね…(^◇^;)