婦人科勤めの私が婦人科に入院手術したら卵巣ガンだったお話

婦人科勤務の私が婦人科に入院手術そして卵巣がんの治療を受けた話を綴ります。

抗がん剤治療(TC療法)4クール 15,16日目【2クールに一度の診察日】

昨日、4クール15日目は2クールに一度の主治医による診察日でした。

診察予約がいっぱいでお昼にしか予約が取れず、結局丸一日仕事を休んでの通院でした。

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こちらは病院帰りに寄ったニャンコのお墓近くにある梅の木。

まだまだ寒い日が続きますが、春も確実に近づいていますね🌸

 

私の主治医の先生はもともと同じ病院で働いていた先生です。

いきなり顔を合わせたとたん、某大先生の訃報を教えてくださいました。

私は存じ上げず・・・orz・・・でも、結構なお年だった気がします。

数年前に学会でお見かけした際は、歩くこともままならなくて息子のDr.に支えられながら壇上に立ち講演されていたことが懐かしい思い出です。

その大先生のおかげで、私は某大学病院に入職し、そこで様々な分野の先生方とお知り合いになれました。私の今の主治医もその時に知り合った先生です。

だから、その大先生がいらっしゃらなければ、このご縁は生まれていなかった・・・

心よりご冥福をお祈り申し上げます。

 

さて、今回の診察結果。今回は採血と内診+エコーだけ行いました。
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まず・・・腫瘍マーカーは変わらず問題ありませんでした。

CA125が高値であれば腹膜播種が疑われますが、今のところは大丈夫みたいです。

CA19-9は消化器系の癌(膵癌、胆管癌、胆嚢癌、胃癌、大腸癌)や卵巣癌、子宮体癌、肺癌で陽性を示しますが、早期癌での陽性率は低いため、再発のモニターとなるのですが、こちらも大丈夫。

今回もCEAは計測されませんでした。CEAは手術前に一度計測しただけ。肺癌や大腸癌、子宮癌や乳癌など様々な臓器のマーカーとなるCEAは、リンパ節や多臓器への転移が疑われるときに測るマーカーです。

 

腫瘍マーカーは問題なかったのですが、コレステロール中性脂肪が高値となってしまった今回。卵巣を摘出していると、これらの値はあがりがちです(閉経後女性もあがりがち)。

私は家族的にコレステロールが高く、20代のころからずっと高めだったのですが、今回はまだ気にしなくてよいとのこと。まずはケモを頑張って最後まで受けて、そのあと考えようと主治医から言われました。

 

それから、抗がん剤の副作用か卵巣摘出のせいなのか分からない事象についても伺いました。

一つは、視力低下について。パクリタキセルの副作用に書いてなくもない事象です。

普段は気にならないのですが、顕微鏡を日常的に使う仕事をしている私としては、左右の視力にバラつきがあったり、ピント調節がイマイチだったりすることがあります。年齢的なものなのかな?とも思わなくもないですが、「卵巣がないからかなー」と先生から言われていました。

 

また、これは完全に・・・卵巣がないことによる状況で、ホットフラッシュとか足の冷えについて。いわゆる更年期症状ですね。最近時折感じています。

 

ただ、私が患っているのは明細胞がん。

先生曰く、明細胞がんは特にHRT (ホルモン補充療法)はオススメしないとのこと...。

ホルモンに由来するガンでもありますからね。それは想像がついていました。

 

でも、先生に伺ったら、クオールや命の母なら作用が弱いから使って良いよと‼️

こちらの品々です↓

どちらも手術前、ガンが解る前に服用していた私。

ただ、手術するにあたり全てのサプリメントを止めるように言われたので、ずっと飲まずにいました。

と言うわけで、お薬自体は家にあったので、再び飲み始めました。

更年期症状が軽くなると良いなぁと思ってます。

 

もう少しで4クール目も終わろうとしています。来週には5回目の抗がん剤投与予定です。

主治医の先生とはラスケモのあとに会う予定です。

あと2回!!無事に終わりますように。

副作用も頑張って乗り切れますように!!