婦人科勤めの私が婦人科に入院手術したら卵巣ガンだったお話

婦人科勤務の私が婦人科に入院手術そして卵巣がんの治療を受けた話を綴ります。

抗がん剤治療(TC療法)2クール2日目【コロナワクチン3回目接種】

 

昨日は昼から夕方まで時間をかけて無事にTC療法2回目を施行することができ、私も2クール目に入ることが出来ました\(^o^)/

 

で、今日は特段体調が悪い事もないので、お仕事です。しかもウィッグデビューしたんですよ(*`艸´)

言わなければ誰にも気づかれず、なかなか良い感じです♡

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今日の脱毛具合は、例によってブログの最後に載せますね。

 

さて、今日は職場にて3回目のコロナワクチン接種を行いました。

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カロナールは職員全員に配布されますが、初回は500×3錠だったのに2錠に減らされている…噂によると、副反応がシッカリ出た場合は2錠では足りないらしいですよ(^◇^;)

 

ウチの病院は接種が早くて、1回目が3月、2回目は4月上旬の接種でした。

7月に一斉抗体検査をして9月ごろに返事をもらえましたが、抗体価は人それぞれ。副反応が大きかった人も小さかった人も、副反応に関係なく抗体がありましたが抗体価はバラバラでした。

 

そして3回目。地域の接種は12月の頭から始まっています。

ただ、ウチの病院は院内で接種してくれるので(期間は短く決まっており、最終日は今日)、私の抗がん剤治療との兼ね合いで、随分前から担当医と薬剤師さんと話し合いを重ねてきました。

 

まずはTC療法とコロナワクチンとの関係、そしてTC療法時に飲むアプレピタントとデカドロンとの関係、副反応と副作用の関係ですね。

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コロナワクチン後に飲むかもしれないカロナールロキソニンも、今回の抗がん剤治療に対する副作用で飲んでも良いお薬なので原則的に問題はない感じ。

問題なのはデカドロンでしょうか。

デカドロンはステロイド系の抗炎症剤ですので、強い免疫抑制効果があります。

つまり、コロナワクチンの効果が抑制されてしまうかもしれない、と言うことを薬剤師さんから心配されましたね。

 

つまり、ガン治療とコロナワクチンの相性では無くて、抗がん剤治療時の副作用抑止のために飲む薬によってコロナワクチンの効果がどうか、と言う問題みたいです。

 

3回目のコロナワクチンですので改めて新たな免疫系を獲得するのではないブースター接種だから、たとえデカドロンで免疫が抑制されていても、あまり問題はないであろう、というのが薬剤師さんからの意見です。

 

また、コロナワクチンの副反応と、抗がん剤の副作用もあまり気にしなくても良さそう。

 

目下の問題は…コロナワクチンの副反応で発熱した場合、治療のための通院ができなくなる事ですかね。そこが1番の課題だったかも💧

 

いずれにしても今後どうなるかは分かりませんー。今のところコロナワクチンの副反応も、抗がん剤治療の副作用も出ていません(たぶん)。

 

とにかく、ガン患者さんはコロナワクチンの優先接種の対象です。

抗がん剤治療とコロナワクチンの両者によるリスクとベネフィットを考えた場合、ベネフィットが上回るためコロナワクチンの接種は必要、と言われたわけですが、

コロナワクチン3回目の前例が少な過ぎて、医師も薬剤師も頭をひねるばかりで難しい課題なようです。

コロナワクチン1-2回目と抗がん剤治療中なら重なっていた方は多いと思うので報告がありそうですけれどね。

 

とにかく私は、昨日抗がん剤を投与し、今日、コロナワクチンを接種しました。報告は以上です!!

 

最後に、今日の私の頭皮頭髪写真です。脱毛が少なくなってきています〜


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#卵巣がん #抗がん剤治療中の脱毛 #コロナワクチン