婦人科勤めの私が婦人科に入院手術したら卵巣ガンだったお話

婦人科勤務の私が婦人科に入院手術そして卵巣がんの治療を受けた話を綴ります。

抗がん剤治療と仕事の両立について考えてみた

私は今、仕事にシッカリ復職してまして、原則的に平常通り勤務しています。

ちょっとだけ重いものを持ち上げる作業はやってもらってますが(^◇^;)

 

今までは手術後でしたし、傷に対するケアだけで過ごしてきましたが、いよいよ来週からは抗がん剤治療。

皆さん口々に、人によって副作用が違うというので、正直私もどうなるかさっぱり分かりません。

 

そうでなくても外来加療で、

3週に一度は抗がん剤治療で朝から夕方まで一日中病院にいますし、

毎週採血と診察があって、少なくとも半日は働けない。

さらに副作用でもしかしたら具合が悪くて働きたくても働けないかもしれない。

 

というわけで・・・今の悩みは本当に抗がん剤治療を受けながら仕事ができるか?ということ。

 

今、私が読んでいるのはこちらの冊子です。

drive.google.com

 

職場に話せないで治療を続ける方もいらっしゃるのですね。

それは辛そう・・・

とはいえ、私もどうなるか分からないですね。

上司は医師ですが、理解がありそうで一番理解がないかも┐(´д`)┌ヤレヤレ

 

私の勤め先の病院は比較的大きいので、人事の中でも福利厚生の専門職員がいらっしゃって、

比較的私は仲良くさせていただいているので相談させてもらいました。

過去にも同じような病気、それこそ様々なガン疾患になった方はどのような制度を利用して乗り越えて来られたのかとか伺いたくて。

 

医師にも看護師にも技師にも研究員にも、

それぞれの働き方でそれぞれの病歴がある方がいますし、

私の知ってる医師は大腸がんサバイバーだし、同じ場所で働いていた看護師さんは乳がんを患っていたし…

前の職場でもがんサバイバーさん居たなぁ…とか思い出しますが、

実際どのように治療されたり休まれていたりしたのかまでは知りません。

 

とりあえず入院に関してはある程度日程がわかっていたので「病気休暇」という制度を用いました。

ただ、病気休暇は日数制限があって、あまり長く休むと給与等の査定に響くとのことで…

私はなんとか査定に響かないギリギリのところで切り上げて利用しました。

でも、その後平日20日以上勤務しないと新たに病気休暇取得できないそうで…(休職とかは取れます)。

 

さらに、年次有給休暇は年次なので12月が締めです。

私の勤務先では来月までに使いきれなかった既定の日数は翌年に繰り越せません。

と言うわけで、今後年内において診療を受けに行く際は全て有給を使うことがベスト、と言う話になりました。

 

そして年内に2回予定している抗がん剤治療でおおよその目処がついたら、

1月からの治療に向けてプランを立てたら良いのではないかと。

でも、出来るだけ有給使った方が良いかもねぇ、と言う話になりました。

まぁ今まで散々捨ててきた有給ですからね。今更取り戻したくても戻せませんが、

今年と来年は有効活用させて頂こうかと!!

 

どうなんでしょうねぇ。

有給で抗がん剤治療乗り切った人、どれぐらいいるのかなぁ…

 

ちなみに、私の勤める病院では、

ガンなどの病気(心の病を除く)になった場合、

誰一人として退職した人は居ない!!

…のだそうです。

治療中は休職されたり、休んだり休まなかったり、人によって様々だけれど、

治療に目処がついたら、皆さん元気に復職し、退職していないんですって。

 

よくブラックと言われる看護師さんですら、上司が制度などを確認し、安心して治療に励み、そして復職するのだそうです。

 

ふむふむ。私の勤める病院は、限りなくホワイトなのかなぁ〜。

どうなんでしょうねぇ。限りなくグレーな気もするけど(*`艸´)

 

とにかく、やってみないとわからないけど、

なんとなく目処がついた気がしてホッとしている今日この頃です!

 

#抗がん剤治療 #卵巣がん