婦人科勤めの私が婦人科に入院手術したら卵巣ガンだったお話

婦人科勤務の私が婦人科に入院手術そして卵巣がんの治療を受けた話を綴ります。

入院12日目(術後10日目)のお話。【私の手術について】

昨夜も鎮痛剤飲まずに寝ましたが、珍しく寝付き悪いし、寝汗かくし、お腹痛かったし…イマイチな睡眠で迎えた朝。今日はお昼寝必至かなぁとか、今夜こそは鎮痛剤を飲んで寝てみよう、とか思って過ごしていました。

 

今朝は朝食中に回診。食事の手は止めるものの、ガッツリ食べているタイミングでした。

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そして…その回診中に…

  1. 本日残りのドレーンを抜く
  2. 明日診察する
  3. 問題なければ明後日退院(パチパチパチ)

というお話をしてくださいました!やった〜!!

 

そんな今日ですが、そう言えばまだDr.からは手術の話や経過、結果、いずれも聞いておりません。回診はその日の体調伺いなだけなので…

 

と、言うわけで。

夫から手術の様子?というか、手術日にDr.から聞いたことを改めてシッカリ聴きました。

夫は観察眼と理解力が優れている人なので、比較的信用に値すると思っている妻です^_^;

 

私の手術時の経過と様子

〈前提として〉

  • 15年前: 腹腔鏡下で左卵巣のチョコレート嚢胞の摘出術を受けている
  • しかし術後体力が無さすぎて歩けたのも2-3日後、退院してもほぼ歩けずの生活
  • 数年前左卵巣に卵巣嚢腫(チョコレート嚢胞)が再発、子宮の稼働性は良い
  • 2021年2月: 左卵巣の嚢腫がエコー上、怪しい様相の卵巣嚢腫に変化している。しかしまだ小さく、腫瘍マーカー異常なし
  • 2021年8月: 怪しい様相の卵巣嚢腫が大きくなっており月経後のこともあり腫瘍マーカーは微増。エコー上、MRI上からガンが疑われる→手術へ

 

〈手術の様子〉

  • 左卵巣を摘出して迅速病理検査に出すのがファーストステップだったが…
  • 左卵巣の嚢腫と子宮がガッチガチに癒着。左卵巣だけ取ることが難しく、破綻を避けるためにも子宮付属器全摘出へと術式変更
  • 全摘後に迅速病理検査へ
  • やはり明細胞ガンと診断され、大網を切除
  • 腹水やリンパからガン細胞は検出されなかったが、卵巣と子宮が強固な癒着をしていた事から、リンパ節郭清へ
  • 閉腹して手術終了

 

〈手術を終えて〉

いきなり左卵巣摘出から全摘に変わった事もあり、少し難渋したが、取るべきものは全て取ったという感があったらしい。

本来なら山登りを趣味とする私のリンパ節郭清は避けたかったが、再手術などを考えると今回の除去が最善策だった模様

患部は本当にドス黒く、いかにも正常な細胞組織でないことは夫にも理解できたそう。癒着面もナカナカだったそうです。

 

これから腹腔鏡でも開腹でも手術する方は…

やはり術後はちゃんと歩いたり動いたりしないと、私のように癒着しまくりますよ〜!!

 

本日は手術日で、今日ドレーンが抜けると朝イチで言われたものの、全く呼ばれることもなく(病棟に医師がおらず)お昼ご飯でした。

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お通じがあるまではお腹が痛かった私も、スッカリスッキリして(相変わらずお食事中の方、スミマセン)、おいしくご飯を頂きました♪

 

今日は午後の散歩時にもドレーン取れておらず、なんだか調子が出ず、早々に戻ってきてしまいましたが、なんやかやと今日も5,000歩は歩いてたな。入院中なのに歩きすぎかな?!

 

お散歩から帰ってきて、身体の調子を整えるために少し横になっていたら…

 

ついにドレーン抜けました!

そして傷口を止めてあるテープも剥がされ、簡易テープに変更になりました!!

これでシャワー浴びられます!!

 

と、言うわけでその後少し休憩してシャワー浴びてからのお夕食はアジフライ。

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今日はドレーンが抜けたのに左右共に刺すような痛みもあるし、

やっぱり食後は食休したくなるし、何となく痛みが出てきたので...

寝る前にトラマールを頓服で飲んでから寝てみることにしました。よく眠れますようにー!

 

#卵巣がん #開腹手術