なぜ卵巣嚢腫に気がつくことが出来たのか?
入院前、色々グッズを買ったり前開きパジャマを改めて買ったりしている今日この頃です。
パジャマやタオルはレンタルできますが「the パジャマ」って感じだし、それなりに長期入院なのでレンタルせずに退院後にも使えるパジャマを買い求めましたー。ロングワンピースタイプでパンツ付きのものを。
さて。今回は表題の通り。
卵巣って沈黙の臓器の一つですし、そもそも月経がある女性なら月経関連痛(生理痛や排卵痛など)と違いがわからないし、お通じ関連の痛みや違和感とも区別がつきません。
ではどうやって私は卵巣嚢腫に気がつくことにできたのか?という話題です。
同業の別のクリニックの子と喋る機会があって問われたのでブログに書いておこうかと思いました。
まず、1回目のチョコレート嚢腫発見の際。
この時は自分の勤め先のDr.に何気なくエコー(超音波)を診てもらう機会があって(診てあげようか?って言われたから)診てもらった時に発見されたんです。
その後、卵巣嚢腫を専門とするDr.にバトンタッチして、漢方飲みつつオペ日を結構先に決めてから手術となりました。
で、その後、今の病院に異動した後も卵胞チェックとかしてもらう機会があって数年前にチョコレート嚢腫ができ始めていた事は知っていました。
その頃は卵胞診てもらっていたし、ホルモンバランスもみてたのでマメに診察してもらっていて、チョコレート嚢腫が大きくならないことを確認していました。
その後、2年弱間が空いて、子宮頸がんの検診に行きました。近医ですが以前一緒に働いたことのある先生のクリニックに行って。
その時には、区の検診ではエコー検査は含まれていないけど、やる?と言われました。
もし、その時に超音波を見ていなければ、今もその卵巣嚢腫には気がついていません。
つまり、超音波検査が要だったんです。
そのがん検診の時に、アレ?変な形の卵巣嚢腫が出来ちゃってるね、って話になり、MRIと腫瘍マーカーを見たけれどその時はどちらも陰性。
なので、その半年後に経過観察に行ったのですが、そこで嚢腫が大きくなり嫌な予感がしたのでしょう、速攻紹介になり現在に至る、と言うわけです。
とにもかくにも。
女性にとって婦人科って敷居が高いですよね。でもガン検診はHPVワクチン打ってなければ絶対に必要だし、市区町村からのクーポンが得られるタイミングでも良いので是非受けてください。
そしてその際に超音波検査も受けてください。見てくださいと言われたら、Dr.は絶対に見てくれます。
超音波検査は内診などと違って痛いとかはありません。
気が重いかもですが、婦人科勤めの私として皆さんに言いたいのは、マメな検診とエコー検査は受けておきましょう!!という事です!!