卵巣がん【明細胞がん】ラスケモ後の診察と今後
本日は術後半年の記念すべき(?)日です。
ちょうど半年前、私は手術を受けておりました。
朝イチのオペで、歩いて手術室に向かい、硬膜外麻酔をされ、、、
~~~ タイムトリップ!! ~~~
気が付いたら、否、起こされたら知らないお部屋 (外科手術後患者専用部屋)のベッドの上。
先生が私の顔を覗いている気がする。
そこで私はボンヤリと思い出す。
先生曰く、卵巣がんではなく良性だったら、手術は午前中に終わる。
ドレーンとかも付いていない状態で、退院は割と早い。
でも、術中迅速検査にて卵巣がんと診断されたら手術は夕方までかかるかも。
両下腹部からドレーンを付けて排液します、と。
あ・・・・・。もう夕方じゃない?あれ、時間かかったんだな。
あ。。。。。ドレーンついてるじゃん。やっぱりガンだったのか、私。
などとボンヤリ考えていたら夫が来て、やはり癌だったと教えてくれた。卵巣と子宮の癒着が激しくて、イキナリ全摘に変更したんだってよって。先生、疲れてたよ〜って。
そして、ステージはICだって言ってたと思う、と。
なんとなく、15年前の手術と同じように良性だったら良いなという淡い期待はあっさり捨てられ、
私が頼った先生と久しぶりに再会したとき(初診時)の先生の険しい顔、そして手術が終わり安堵している先生の表情を見て、
あぁ、私はがん患者さんになっちゃったんだなぁ、と実感した日。
それが半年前の今日でした。
そして我が家に以前いたニャンコさんは、私が退院した日に具合が急変し、そのまま翌日に虹の橋の向こう側へ。
この時は様々なことのショックが大きすぎて、何とも言えないどうしようもない心情で毎日を過ごしていました。
私よりショックが大きかった夫を励ますべく、なるべく生前の楽しかったニャンコの思い出を多く話したりして過ごす日々。
ニャンコのいない生活。
それはそれは寂しい毎日でした。
で・・・。ケモが終わろうかとしている日に何気なく見ていた保護猫のサイト。
そこで一目ぼれしてしまったニャンコさん。
名前も先住さんと似ているし、キジトラなところも似ている。
いや、先猫と比べちゃダメなのはわかっている。
でも、やっぱり気になる。
そんなわけで、この子がいる譲渡会でお見合いをさせていただき、
その後あっという間に我が家へ来てくれたニャンコさん。
ケモ後の私を癒してくれる存在。
もうすっかり家族となったニャンコさんを紹介します!!
譲渡会でも「美人さん」なんですよ、の触れ込み通りの美人さん(笑)
本人はそんなことを気にせず、とってもお転婆な娘です^^
彼女自身は、多頭飼育崩壊からレスキューされた経緯があります。
レスキューされた直後は生死をさまようほどに衰弱していたそう。
でもレスキューされてからまだ一年も経っていないけれど、
小さいながらにとっても元気。良く食べ良く出しw良く寝て過ごしていますよ(=^・^=)ノ
ストーブの上がお気に入りなんです。ニャンコさん、寒がりですよね~。
さて、ラスケモ後の診察のお話をしなければなりませんね^^;
前置きが長すぎましたーw
まず、先日撮影した造影CTの結果は異常なし!
なんか今更、普通の人より静脈が1本多いとか謎なことを言われましたが、それと卵巣がんは関係ありません。
で、血液検査の結果は。
腫瘍マーカーも正常範囲内。ちょっと上がっている気もするけれど、気にする必要はないのだそうです。
そんなわけで、卵巣がんに関しては経過観察に突入しましたー(/・ω・)/
卵巣がんに関しては・・・なんて思わせぶりな言い方。そうなんです。そのほかに問題が。
まず、ケモで弱っているらしい私の抵抗力により、前回も書きましたが帯状疱疹を患ってしまっています。お尻の頬っぺた、座るたびにまだほんの少し痛みます(T T)
そして。問題はコレステロール!!
悪玉コレステロールです〜!!!
私は元々コレステロール高めでした。そして母も祖父も高かった。
だから、食事とか運動とかしても簡単に下がらないよ、と、内科医から言われたことがあります。
一応、食事とかは結構前から気をつけています。
が、卵巣摘出はトドメを刺しましたねー。
卵巣を摘出すると女性ホルモンが少なくなるので、コレステロール上がるんですよ、元々高くなかった女性だとしても。
コレステロールからホルモンって作られますからね。ホルモンが作られなくなったらコレステロール、溜まっていく一方ですからね。
そんなわけで、しばらくはコレステロールを下げる「スタチン」というお薬を試し飲みです。
色々いわくがあるスタチン製剤ですが、先生いわく、明細胞がんに効くという説も一応あるんだよね、と。
で、調べました。確かに卵巣がんにスタチン製剤が効くという論文、ありました。少し前に出ていました。
明細胞がんに効くっていう論文は見つけられなかったんだけど、先生〜!!(笑)
そんなわけで、嫌われがちなスタチン製剤、卵巣を摘出してコレステロールが高くなってしまった場合、摂取する価値、あるかもです!
そんなわけで、卵巣がんに関しては恐らく3ヶ月に一度程度の経過観察だと思いますが、
コレステロールのせいで、次の診察は1ヶ月後です。
卵巣がん 抗がん剤治療【TC療法】6クール目 『ラスケモ』副作用まとめ
今回、6クール目のラスケモを終えてから、
そういえば7クール目がないので副作用をまとめておく日付がないことが分かりました(苦笑)
抗がん剤と言えば、蓄積することが有名ですよね。
私自身、看護師さんとか薬剤師さんから「蓄積するよー」と言われていたので覚悟していましたが、やはり蓄積の結果、最後の6クール目が一番慣れていそうで、一番副作用のしんどい期間が長かった気がします。
そんな日々の変化について、今回も写真をベースにお送りします。
ちなみに、すっかり春めいた最近ですが、雨が降って寒くなったりまだまだ三寒四温の東京。お花たちは暖かくなったタイミングで一気に咲いてしまった感がありますが、なんとか散る前に撮れたシャクナゲのお花をバックに作成しました🌸
それでは写真を楽しみながら副作用の経過をどうぞー!!
4クール目、5クール目どちらも左腕に点滴を行ったことで、5クール目には血管痛が勃発。点滴漏れは無かったとはいえ、左腕の痛さは結構後を引きました。
吐き気はない。でもなんか口の中が気持ち悪い。食欲はあったりなかったり。
食べると胃もたれ。そんな感じが初日から訪れました。
そして、右腕に投与したのに前回血管痛が出た左腕が痛む不思議。
まだまだ左腕の血管は前回の状況を引きずっていたようです・・・
そして、ケモの蓄積を感じる出来事が早速。
二日目はお仕事デーにしていましたが、何となく朝から倦怠感。そして胃もたれ。
仕事を休みたいほどではないけれど、絶好調ではありませんでした。
3日目は例によってジーラスタ投与日。朝から微熱があり、さっそく脚が痛い。
今回は全体的に副作用が早く訪れている気がします。
安定のマックス調子が悪い日が4-5日目。
鏡で自分の顔を見たらひどい顔wなんとも生気がない私。
食欲もないのに顔はむくみまくり。こんな日は休んでいるのがベストですね。
6日からは仕事復帰の予定でしたが・・・
6日目の朝には微熱があるし動悸はするし、これは仕事する感じじゃないため
急遽休みを申請しました。そして結局お休みしたものの、夕方からは何となく復活の兆しがありました。
なので、7日目には仕事復帰です。もちろん痛みとかはありますが。
8日目・9日目は例によってジーラスタの副作用祭りです。
ケモだけだったらこんな痛みはないのでしょうか。
そして全身かゆい。これは花粉のせいかもしれません。
さらに、今までさんざん消毒してきた私の手ですが、突然手湿疹になってしまいました。毎日のように何度も手を洗い、アルコール消毒してきた私の手が、ハンドウォッシュで洗うだけで痒くなる。結構厄介でした。
13日目、このころにはもはや抗がん剤の副作用というより、ただの花粉症じゃないかっていう症状が続きました。ただ、いつもよりも全身症状はひどいかも。鼻水とかはむしろ少なかったわけですが・・・
そして15日目の診察にて、つにお寿司解禁!!今までずっとお寿司や生ものを一応避けていたのですが、避けなくてよいといわれました~!!もちろん、その日の夜はお寿司を食べましたとも^^
抗がん剤投与後三週間が経とうという頃、突然左の太ももの一部に痛みを感じました。刺すような痛み。リンパ浮腫の前触れかと思いヒヤヒヤしました。
顔や手足は浮腫みますが、脚の浮腫みはなさそう。一体なぜ・・・?
その答えは後からわかりました。
左脚の刺すような痛み。でもすぐに落ち着いた痛み。脚の浮腫みはないからリンパ浮腫ではなさそう。そしてお尻が痛い。最初は痔かな?と思っていた。問題ないとはいえ若干白血球は少ないですし、抗がん剤の後遺症であり得ること。そしてお尻の頬っぺたのかぶれ。最初は一か所かと思っていたら翌日には広がりました。主に痒みです。肛門の方は驚くほどの痛み。うーん。痔の薬も効いていない気がする。
↓
答えは・・・。帯状疱疹でした!!
恥を忍んで先生に相談したら、お尻の頬っぺたのかぶれを診て、帯状疱疹と。
なかなかガッカリなエピソードでした。
様々なマイナートラブルが続いた6クール目でしたが、春ということもあり私の身体はとても過敏に反応していた模様。
足裏のしびれは相変わらず続いています。抗がん剤の副作用らしいものと言えば、このしびれぐらいかもしれません。特に夕方になるとしびれが強くなる気がしますね。
これは、後を引きそうです・・・。
そして私の6クール目の脱毛の変遷写真はこちらです・・・
少しずつ、少しずつ減ってきているようですが、完全になくなることはありませんでした。6回脱毛しやすい抗がん剤を投与しても、少しは髪残っているものですね。
以上、6クール目の副作用エピソードでした!
「がん患者における妊孕性温存治療の今後の動き」というシンポジウムを受けて。【がんと妊孕性について】
はじめに断っておきます。
私は卵巣がんの患者です。手術の際に患部の左卵巣だけでなく、ガッツリ癒着していた子宮、そして右の卵巣も摘出しています。
つまり、子宮も卵巣もありませんので、今後妊娠することは現実的には不可能です。卵子提供と子宮移植、もしくは借り腹をすれば授かれるけれど、もう私の因子は一つも含まれませんし、現実的ではないですからね・・・
だから、私のことではありません。
私のことではないけれど、私が関係する分野のシンポジウム。
以前は真面目に聞いていなかった(ごめんなさい)んですが、自分が「がん患者」になって改めて勉強したくなりまして、勉強し始めました。
せっかく自分の分野の話ですし、しかも私はがん患者。患者としても医療者としても取り組みやすいお話なので、これからの私の課題にしようかと思ったんです。
そんなわけで
「がん患者における妊孕性温存治療の今後の動き」
というシンポジウムをオンラインで受けました。
私の勤務先、再びオンサイトで学会出席不可能になっちゃったんですよね・・・
まず、皆さん「妊孕性」ってご存じでしょうか。
最近はすっかり「妊活」も普通のキーワードになってきているのでご存じの方も増えたかもしれません。
妊孕性とは、「妊娠する力」です。女性だけの問題ではありません。男性も大きくかかわりますし、子宮や卵巣、精巣の問題だけでなく、内分泌(ホルモン)や性機能なども関わることです。
そして、妊孕性温存治療、妊孕性温存療法とは、「がんなどの治療でで妊孕性が失われる可能性がある場合、その治療をする前にあらかじめ妊孕性を保っておく」治療です。
具体的には、卵子や精子、受精卵などを治療前に凍結保存しておくこと。場合によっては卵巣や精巣の凍結保存の可能性もあります。現在の治療は主にこれらを示します。
私は明らかに勉強不足なので、今回のシンポジウムで、そうなのかぁと頷くことがたくさんありました。そして知らない人がいるのなら、なるべく早く皆に伝えたいと。
まず、この4月から不妊治療が保険適用されましたが、妊孕性温存の治療には保険は適用されません。その代わり、助成金制度があります。
各所在地別に案内がありますので、都道府県のHPから「妊孕性温存」などとキーワードを入れることにより詳細を見られると思います。
参考までに、東京都のHPは・・・
www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp
妊孕性温存治療を受ける方は、主にがん患者さんですが、がん患者だけではありません。たとえば、再生不良性貧血であるとか全身性エリテマトーデスの患者さんなども含まれます。要するに、お薬によって卵子や精子に影響を受ける患者さんが対象なんですね。
↓
昔は、がんになったら、まずはその治療。命あっての物種、妊娠?何言っているの?みたいな世の中でしたが、時代は変わりました。
乳がん患者さんの場合は、2010-2014年に治療している方の10年生存率(あれ?2014年はまだ10年経っていないけど・・・・)は実に95%以上なんです。
がんになっても今はがんサバイバーとしてその後の人生も長いわけです。だから子供を授かることができる身体であれば、ぜひ妊娠・出産をしていただきたいというのが国の(?)方針でもあるわけですね。
ちなみになんですが、stage IVの方ですとか、再発した方は残念ながらガンの治療が先です。妊孕性温存治療を即受けるというわけにはいかないそうです。
大体の目安は、抗がん剤治療が終わって2年ぐらい経過観察して問題なければ、妊娠に向けての治療を再開して良いそうです。
さらに、妊孕性温存治療を受けず、がん治療後の経過観察中になんとなくタイミングをとって、自分で妊娠しようとする人はなかなか授からず、やはり積極的に生殖医療(不妊治療)を行う方が妊娠していたそうですよ。
また、卵巣がんをはじめとする婦人科がんの手術をしただけは助成金は受けられず、抗がん剤治療をしていないと対象にならないんですね。抗がん剤治療をすることによって卵巣がダメージを受けるからです。ちなみに、子宮体がんの放射線治療も対象になりますが、体がんのホルモン療法だけだと対象にならないそうです。とにかく、ダメージを受ける可能性がある方が、妊孕性温存治療を受けて助成金も頂けるそうです。
あ、助成金の場合は年齢制限もありますよ。不妊治療の保険対象(助成金対象)と同じで43歳未満です。
卵巣がん患者さんは妊孕性なんて・・・と、ハナから諦める方もいらっしゃるかもしれませんが、両側卵巣がんはNGなんですが、例えば、片側卵巣がんで、片側は境界悪性である場合は、妊孕性温存治療を受けられる可能性があるそうです!!
とにかく、がんを患ってしまった。でも今後、子供を授かりたい。
そんなことを考えたら、即医師に相談しましょう!!
最後に、妊孕性温存治療実施施設一覧のリンクを張っておきます。
私の勤務する病院は載っていません。これから整備するところです^^;
卵巣がん 抗がん剤治療(TC療法) 6クール 【診察日】
こんにちは!
訪問してくださってありがとうございます(^・o・^)ノ"
ケモの副作用禍から抜け出したとは言え、手足の痺れは相変わらず続いており、
時々手先や足元がおぼつかないとは言え、仕事も普通にこなせるようになったケモ後2週間で血液検査と診察がありました。
とは言え予約の都合上、造影CTはまだ先に受ける予定で、今回の診察はケモ後の副作用確認のための診察だった模様。
まだラスケモ後とは言え、ハッキリと今後の予定を断定できないもどかしさがある診察日でした。
世間は春爛漫!!思わず綺麗なお花は写真に収めてしまいますね⁽⁽ଘ( ˊᵕˋ )ଓ⁾⁾
と言うわけで、唐突ですが今回の血液検査結果です!
ジーラスタの効果バッチリ。
副作用乗り越えただけはあります。好中球問題なし。白血球大丈夫♪
今回2本採血したのに、腫瘍マーカー無かった...
だから、なんかイマイチな診察デーだった気がします(・_・;
内診やエコーは問題なし。
そんなわけで、私の質問タイム。
①お寿司とかナマモノとか食べて良いか?
→問題ないよー。気にしすぎだよー
...え。気にしすぎでしたか?だって好中球ギリギリだったじゃん…
②山に行きたいけど、機能性タイツとかスパッツ履いた方が良いの?履いて良いの?
→履いた方が良い。リンパ浮腫防止のためにも、とにかく生足はNGだし、脚の怪我だけは気をつけてね、と。
…流石に登山は生足じゃ行きませんってw
③標準治療後はどんな感じで過ごすの?
→とりあえず造影CT撮って、腫瘍マーカーと合わせて結果に異常がなければ、しばらくは3ヶ月に一度の診察かな。腸閉塞には気をつけてね!
…造影CTの予約は来週ですよ、先生wそして私は快腸快便なんですよ、術前も術後もwww
と言う感じのお話でした。
たいした質問をしていなくてごめんなさい。
でも!でも!!でもー!!!
私には嬉しい、寿司解禁の話٩(ˊᗜˋ*)و
そんなわけでさっそく…
東京ではソコソコ有名な美登利寿司のテイクアウトにてお寿司をゲットしたのちに帰りました。
約半年ぶりのお寿司。
美味しかったなぁ〜(˘ڡ˘)
寿司解禁が憧れであり楽しみでした。
これからケモ後の生活が始まりますが、制約ほぼ無しだったら嬉しいなぁ。
今のところ、食事は制限なしですが٩(ˊᗜˋ*)و
来週の造影CTは、やはりちょっと緊張しちゃうかもですね( T_T)\(^-^ )
卵巣がん 抗がん剤治療(TC療法) 【 6クールの副作用】
こんにちは、ブログを訪問してくださってありがとうございます!!すっかり春らしくなりましたね。
副作用で悶えている間に季節が進み、東京では桜が満開になりました。
副作用が少し抜けてきた頃に、花曇りの残念なお天気でしたが桜が見事な公園をプチ散歩しました。
コロナ禍とは言えお花見している人はたくさん。一応、宴会は禁止と書いてはありましたが、チラホラ宴会している方もいましたね...(^◇^;)
宴会なんてもう、何年やってないだろう...。
病院勤務だと、本当に宴会だけでなく同居家族以外との会食は禁止なままですし、友人とも全く会えてないんですよね。
今思えば2019年の晩秋からです。なんて先駆けな勤め先だろう…_| ̄|○
世間との乖離を感じちゃいますねぇ…( ๑´•ω•๑)
ま、そんなことを今更憂いてもしょうがないので、今回の6クール目の副作用について書いてみようと思います。
6クール分の蓄積!!ラスケモ副作用です。
いきなりなんでしょ、って写真ですが。こちらはいただきものの三温糖。
ニャンコの形が何ともかわいらしい逸品ですが、副作用で口の中が気持ち悪い、吐き気とかじゃなくて、なにか違和感。そんな時によく口に含んでいたのがこちらでした。
少しだけ気分が紛れたので助かりました。飴よりも溶けていく感じが良かったのかな・・・。
今回も、お薬の影響か、吐き気や嘔吐は一切ありませんでした。
また、例によって私は便秘知らず。少しスッキリしないかな?という日もありましたが、基本的にはまったくもって通常通りのお通じがありました。
そして朝からしんどい日々。眠れない。すぐに起きちゃう。そしてアチコチが痛い。
でもこれは、ケモというより、ジーラスタの副作用ですね、とNsさんに言われていました。でも痛いもんは痛いんですよねー。
今回はケモ後に三連休がありましたが、私はおとなしく過ごすことしかできない、副作用真っただ中でした。休んでいる間にダウンロードした漫画を読もうとしたけれど、その気力もなかったりして。。。
元気になるシカ2。私はあまり腹痛とかは起きないんですが、こちらの作者の藤河さんは結構な頻度で腹痛が起きていたようですね。今や彼女は立派なサバイバーですが(ちょっとうらやましいw)。
とりあえず、副作用が少しだけ治まっているタイミングで完読しました(大げさ)!!
いつもは5日目ぐらいからだんだん楽になっていたのですが、一向に楽にならない。
鏡で顔を見たら、思い切り浮腫んでいるし、何より土気色の顔。これは酷い。
6日目には仕事復帰できるかと思っていたのですが、今回は出来ませんでした。
6日目の朝、37℃の微熱はあるし(その時点で原則的に出勤NGです、今は)、なんだかちょっと起き上がっただけで脈が爆上がり。動悸ってやつでしょうか・・・
だから、むしろ仕事に行った方が周囲に迷惑をかけるのではないかと考えました。本当はとても業務が忙しいとわかっていたので、めちゃくちゃ揺れたのですが。だから、早朝に上司と同僚に連絡をして、休む旨を伝えました。
でも、思いました。結果的に大正解!!休んでよかった。
7日目には朝から頭もスッキリ。もやもやすることもなく、筋肉痛も首痛も自制の範囲内。バンテリン塗りまくりましたけれど、仕事しながら「あぁ、昨日は休んで正解だったな」とつくづく思いました。
皆さんも・・・仕事しながらのケモって可能ではあると思うのですが、どうかくれぐれも無理はなさらぬように・・・。自分がツライだけじゃなく、周囲にも迷惑をかけるかもしれませんからねぇ。。。
しかし、手からポロっと何かが落ちたり、簡単につまづいたりは今も続いています。仕事ではあってはならない事でもあるので、相変わらずの集中力は必要ですが、これもシビレや痛みの結果なのかもしれません。本当に気を付けなければ・・・
手は時々痛みもあるので、もんだりさすったりして凌いでいます。
でも、仕事中に気が付いたことがありました・・・
これ、私の左腕です。今回のケモは右腕です。
ジーラスタは左に打ちましたが、場所が違います。
腫れているだけではなくて、微妙に痛かった。
5クール目のケモで、点滴漏れはしていないけれど、激痛が走ったことによる後遺症でしょうか。赤く腫れているので病院に連絡しようかと思っていましたが、翌日には腫れが引いたので連絡しませんでした。
まだまだ私の血管はケモの後遺症でよくない状況が続いているのかもしれませんね。
ちなみに、ケモを行った右腕はなんら痕跡もなく、問題もありません。
ケモ後9日目には筋肉痛を感じながらもシッカリ歩くことができました。
ここまでくれば、あともうちょっと。
階段昇降には気を使いますが、登山に向けての鍛錬と思って、がんばって階段を使っています。でもいざというときのために、手すりの近くを歩くようにして。
今回でラスケモで、この周期でもう少し脱毛が進んでしまったとしても、もう今よりひどくなることは考えにくいのですが・・・
今は、とにかく眉毛とまつ毛の脱毛に悪戦苦闘しています。
眉毛は、眉ティントを週に2回ぐらいしたうえで、眉を書いて、眉マスカラを塗るととりあえずごまかせている気がしています・・・ま、本人談ですけどw
まつ毛は、つけまつげは慣れていないと難しいから無理にしなくても良いらしく、アイラインを塗ると誤魔化しが可能ということで、これも慣れていませんが、アイラインでごまかしています^^;
でもどちらかというより、見た目よりも実質で困りますね。汗が目に入りがちだったり、お風呂でも耳とか目とか、すぐに水が入っちゃうので。
そんなわけで、やはり蓄積はあるなぁと思える今回の副作用レポートでした。
でもでも!!ケモの副作用は抜ける日が来ますから!!
今、辛いと思ってこちらを読んでくださっている方がいたとしたら、、、
あと、もうちょっとの辛抱です!!!どうか頑張ってー!!!とお伝えしたいです^^
卵巣がん 抗がん剤治療(TC療法) 6クール初日 【ラスケモスタート!】
いよいよ今日はTC療法 6クール目
ラスケモ 投与日でした!!
好中球少なめだし、貧血気味だけど
問題ないので抗がん剤投与しましょう!と。
ジーラスタ効果、薄れてないと良いんですが(・_・;
いつも通り、婦人科診察で採血結果をもらい、
その場でルート採り。
前回、左腕で血管痛がひどく、未だに痛みが少し残っているので、
今回は利き腕の右腕で。
先生が針を刺した後、血管探しでグリグリやられるのが嫌でしたけれど( ๑´•ω•๑)
ケモ室のNsさんによると、超良い位置にルートとってあるから良かったですね〜!!
...と褒め言葉を頂けたので、ニコニコしちゃいました。結果オーライです!!
そしてケモ室に移動して、看護師さんの前で吐き気止めのアプレピタント125を飲んで待ちます。
リクライニングチェアに移動して、ブランケットをもらい、wi-fi LANとスマホ充電をセット。
そして薬剤室でケモが準備できたところからケモが始まります。いつもの通りです。
まずは吐き気止めやらデカドロンやらのmixを投与。
そしてまずパクリタキセル。
手と足を冷やしながら投与3時間予定でスタート。
今回のNsさんは優しい方で、保冷剤を交換してくれたり、声かけも積極的で嬉しかったなぁ。
私も思わず沢山おしゃべりしちゃいました。
パクリタキセルは眠くなるけれど、もうケモ当日は朝から眠い気がして、プラセボ効果ってなかなか凄いですよね、とかとか(笑)
パクリタキセル中は爆睡。
寝始めは周囲のチェアに1人ぐらいしかいなかったのに、ふと目を覚ましたら全席埋まっている!いつのまに?!って感じでした(笑)
Nsさん曰く、皆さんが寝ていらしたので、夜勤帯のように1人黙々とPC打ち込みしてたんですよ〜!ですって。ホント今回皆爆睡してたなぁ。春眠暁を覚えず?いや、違うかwww
そして前回の血管痛の元凶、カルボプラチンの投与。
でもおかげさまで、今回のルートが大正解なのでわ血管痛もほんの一瞬ちょっとだけでしたし、脈も早くなっても動悸はしなかったし、順調だったと思います♪
そしてラスケモの今日は午後からwebinarが開催されていました。しかもLive配信のみ(酷)
そんなわけで、眠い目をこすりこすり、webinarに参加。
我ながらアホだわぁ、ワーカーホーリックだわぁと思いました(爆)
前回、途中敗退した流しの生食。
今回も若干時間かかりましたが、
私の利き腕は耐えました!!
なんとかなんとか、最後まで投与できましたー\(^o^)/
本日は
病院到着 8:08
治療と処方薬受け取り(空いていた)があって
病院出たのは 15:57
やっぱり一日がかりの点滴加療ですねぇ。
明後日はジーラスタ投与
土曜から祝日まではきっとぐったり┐(´~`)┌
早速今、手が痛いし手首や腕が痛いのです。
副作用渦早っ!!!
でもでも!
この副作用を乗り越えて、ラスケモクールが終わったら、
診察があってCT撮る予定まで決まっています
。
早くお寿司を食べられるようにならないかな〜٩(ˊᗜˋ*)و
卵巣がん 抗がん剤治療(TC療法) 【5クール まとめ】
いよいよ抗がん剤治療も5回目が終わり、6回目のラスケモが迫って参りました。
そんなわけで今回も5クールの体調や副作用のまとめを載せておこうと思います。
では、スタート!!
この鳥さんは雷鳥と言う鳥です。
高山帯に生息していて、北アルプスとか中央アルプスにいますが、いつでも会えるわけではない貴重な鳥です。
まずは、抗がん剤治療投与日から。
今回の血管痛、ほんとに痛かったです。
もう経験したくない…(涙)
主な副作用は安定の抗がん剤投与後3日目から。
ジーラスタ投与日の午後ぐらいからだんだん具合が悪くなっていく自分がわかります…
私はお陰様で、ここ最近便秘知らずですが...
今回は3-4日目がなんともスッキリしない日々でした。出ないわけではないけど(^◇^;)
そして、安定の睡眠障害と筋肉痛と怠さ。
以前より筋肉痛楽な気もしますが、決して軽くならない。しっかり痛かったなぁ…
それから、今回は...
脚よりも手が痛い。手首が痛い。腕も痛い。
今はなんともないスマホにスマートウォッチですが、この頃は重くて重くて。
スマホを持つのもつらくて見るのも辛い。
スマートウォッチも重くて付けていられない感じでした。
今回、なかなか副作用が抜けた!!と思えるのに時間がかかりました。これが蓄積というやつかな…( ๑´•ω•๑)
そんなわけで、抜けてきたなぁ、元気になったなぁと思えて、
スマートウォッチの重さを感じなくなったのは10-11日目でした。長かった…orz
副作用抜けてからの私は元気印!!
足裏の痺れは治らないので、階段とかエスカレーターとかは慎重になりますが、
もうしっかり歩けますし、筋肉痛も平気。
だからって20,000歩を街歩きでするなんて、どうかしてる〜(笑)
JR二駅分歩きました。楽しかったですけどね♪
今回は頭部の発疹がかなり少なめでした。
お薬は塗ってましたけれど。
そんなわけで、元気な毎日からまた投与日がやってくるんだなぁ…うーん...(´・ω・`)
でも、頑張って乗り越えなきゃ(ง •̀_•́)ง‼
ちなみに今回もアタマの脱毛は少しなのであまり変化はないかもです。
でも前より前髪やもみ上げが減ったかな。
ウィッグ被るのがうまくなったと、美容師さんに褒められました(笑)
今は、どちらかというと眉毛の薄さとまつ毛の少なさが悩みです。
でも、完全に無いわけではないのが救いです。
完全に脱毛する方もいらっしゃるみたいなので…。
最後に、寒緋桜の写真でも。
職場の近くの木ですが、とても綺麗でした♪